[その17] 13:原~14:吉原 (2010.8.22)①

今年の夏は猛暑が続き、連日のように熱中症で亡くなる人が多いと報じられている。中でも高齢者の方の亡くなる比率が多いとのことである。また一方で水難事故の方も連日のように報じられている。
猛暑猛暑と東海道を歩くのをためらっていたら、もう8月も半ばを過ぎ、今年も残り4か月。このままでは年内の踏破が難しくなると気力を振り絞って、暑さの中を歩く決意で家を出る。熱中症対策はこまめな休憩と水分補給。さらに着替えのTシャツやら日よけ用の折りたたみ傘等を背負い、いざ出発。
朝7:38掛川発の三島行きに乗車。この列車ならば目的地の原駅まで乗り換えなしで行ける。9:21原駅着。さっそく駅入り口交差点まで戻って、東海道歩きの再開である。

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JR東海東海道本線の原駅(9:30)

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原駅入り口の交差点から東側、前回歩いてきた道を振り返る

歩き始めて20分ほど、ガイドブックでは富士急バスの東一本松停留所付近に一里塚跡があるように書かれていたが、いくら探しても見つからず、地名の一本松や松並木といった往年の東海道を偲ばせるような松の木が見当たらなかった。
そうこうしている内にガチャンという大きな衝撃音が聞こえた。乗用車が民家から飛び出してきた軽自動車にぶつかったもので、明らかに出てきた軽自動車の方に非があると思えるのだが、自分の家の前なのであたかもそこを通りかかった乗用車が悪いとばかりに声を荒げている所に遭遇。暑さの中、先を急ぐことにし、争いに巻き込まれぬよう通過。

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東一本松という地名だが松の木は見えない、街道沿いにあった大木

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交通事故の直後を通過(9:55)

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街道沿いにはいくつもの浅間神社が存在する

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大通禅寺

小一時間ほど歩き、東田子の浦駅の手前で東海道本線の踏切を渡った。わたって少し行ったところに村の鎮守さまと思われる木陰の中で小休止をとった。

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東田子の浦駅手前で東海道本線の踏切を渡る

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沼津市植田地区の八幡様の木陰で小休止(10:25)

~つづく~