[その16] 9:小田原~10:箱根~11:三島~12:沼津~13:原 (2010.6.5,6)⑮

駿東郡清水町八幡の交差点で旧街道は現在の一号線を横切る。八幡の地名の由来になっている八幡神社は全国各地に多く点在するが、ここの八幡神社は正真正銘源氏ゆかりの神社で境内には、平氏富士川で対峙する源頼朝のもとに奥州平泉から駆け参じた義経が兄弟対面の場となった対面石が残されている。
朝ホテルを出てから休まずに歩いて来たので、ここの拝殿の軒下で強い日差しを避けながら一休み。左足の脛は前日の疲労のためか棒のようである。

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旧街道沿いの八幡神宮の鳥居

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100mほど奥まった所にある鳥居                  八幡神宮境内案内図

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八幡神宮の拝殿

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境内の一番左奥にある、源頼朝義経兄弟の対面石(9:35)

八幡神社を出て300mほどで黄瀬川を渡り沼津市に入る。旧街道はその後旧国一(県道380号線)に合流するが500mほどでまた逸れて、伊豆中央部から流れてきている狩野川の堤防沿いに進む。日本橋から30番目の一里塚が公園になっていたので、ここでもまた休憩。暑さと前日の疲労による足の痛みで休憩間隔が詰まったてきている。

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旧街道に少しだけ残る清水町長沢の松並木                松並木にある道標

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黄瀬川を渡り沼津市に入る

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頼朝に見染められたのを憂い黄瀬川に身投げした鶴亀姫の霊を弔う潮音寺

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沼津市大岡の歴史マップ

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旧東海道はいったん県道380号線に合流するがこの地点でまた左に逸れて行く

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日本三大仇討の一つ平作地蔵尊の由来

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地蔵尊の祠、堤防の向こう側は伊豆から流れてきている狩野川

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旧街道の右手の高層マンションの陰に一里塚がある

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江戸・日本橋から30番目の一里塚(10:25)

~つづく~