[その14] 日本橋~1:品川~2:川崎~3:神奈川~4:保土ヶ谷~5:戸塚 (2010.1.4,5)⑰

宝蔵院から吉田大橋に来るまでに右側にダイエーがあり、その近くに江戸側見附跡があるとのことであったが見逃してしまい、さらに一里塚(10番目)も見逃してしまった。
吉田大橋のたもとには、本之間稲荷の赤い祠がある。また橋の欄干にはいくつもの戸塚宿に関する浮世絵がはめ込まれている。またこの辺りの柏尾川の堤防は桜の名所としても名高い。

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吉田大橋を渡る手前左側にある戸塚宿の浮世絵

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大橋の向こう、西日の中に戸塚宿がある(16:05)

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吉田大橋のたもと右側、本之間稲荷                      本之間稲荷の縁起

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吉田大橋は柏尾川に架かる 柏尾川の堤防は桜の名所である

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吉田大橋の欄干に埋め込まれている戸塚宿の浮世絵            西日が反射してまぶしい

吉田大橋を過ぎて600mほどで戸塚駅の北側踏切に出る。東海道本線(湘南電車)と横須賀線が通っているため、朝夕のラッシュ時には開かずの踏切となってしまう。今回も遮断機が上がった途端に大勢の人と車が渡り始めたが、渡りきる前に遮断機が降り始め危うく中に取り残されるところであった。
現在立体交差化の工事が大詰めに近付いており、踏切からバスターミナルは工事のフェンスで歩道などがなくなっていて、雑然としていた。

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戸塚駅横の開かずの踏切…立体交差化の工事が大詰めに来ている

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浄土宗清源院の入口                               清源院の本堂

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境内にある芭蕉の句碑…世の人の 見つけぬ花や 軒のくり

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朝日堂と書かれた碑と心中句碑…井にうかふ 番ひの果や(つがいのはてや) 秋の蝶

戸塚宿の本陣は澤邊家が営んでいたが、現在も澤邊家がここの場所に居を構えておいでになる。

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戸塚宿には3軒の脇本陣があった                      こちらは澤邊本陣跡

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澤邊本陣跡の説明書き、奥に明治天皇戸塚行在所跡の碑がある            本陣跡の説明

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この家は現在も澤邊家が住んでおいでになる(16:35)

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この日はJR戸塚駅から帰途についた(16:45)

戸塚宿本陣まで行ったところで、今回の小間切れ五十三次は終わりとなった。
次回は戸塚~藤沢~平塚~大磯~小田原を歩く予定である。