[その14] 日本橋~1:品川~2:川崎~3:神奈川~4:保土ヶ谷~5:戸塚 (2010.1.4,5)⑮

境木立場の交差点で旧東海道は左に折れる。折れるとすぐに急な下り坂に入る。ここを焼餅坂といい、坂の傍らの茶屋で焼餅を売っていたことからこの名が付いた。またの名を牡丹餅坂という。
坂は急であるがあっという間に駆け下りることが出来る。道の右側は東戸塚グリーンタウンという高層団地になっている。

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境木立場の交差点を左に曲がる(14:45)                すぐに焼餅坂の下りに入る

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下りの勾配はきついが距離はわずか一町半(約160m)              焼餅坂の説明

一気に焼餅坂を降りるとすぐに緩やかな上りになり、道の右側に品濃一里塚跡がある。江戸から9つ目の一里塚で、道の両側の土盛りが残っているのは珍しく、神奈川県内ではここだけであると説明書きにあった。

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緩やかな上り坂の途中に品濃一里塚がある   江戸から9番目(約36km)の一里塚である(14:55)

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一里塚の説明板

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旧東海道の道標 左・戸塚宿 右・保土ヶ谷宿

品濃坂を登りきった所の右側に福寿庵という祠があり、そこを右に曲がり環状二号線にかかる比較的新しく広い歩道橋を渡ると、スーパーを抜けて東戸塚駅に出る。
ここを曲がらずに今度は少し下って行くと品濃坂上の説明板があり、環状二号線に架かる歩道橋を渡り平戸町に入る。そこの小さな川沿いに4~500mほど下ると国道一号線に出る。東戸塚駅入口交差点である。

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東戸塚駅近くの環状二号線に架かる歩道橋の所にある福寿庵

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品濃坂上の説明板                       ここで環状二号線の歩道橋を渡る

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品濃坂の道路案内板        川沿いに下りながら後ろを振り返ると高層マンションがそびえる

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権太坂・焼餅坂・品濃坂を通り再び国道一号線に突き当たる(15:20)

~つづく~