[その13] 51:石部~52:草津~53:大津~京・三条大橋 (2009.12.12,13)⑧

二日目、東海道を大津宿に向かって歩く前に、せっかく石山に泊まったのだから石山寺を拝観することにした。修学旅行で訪れて以来、実に41年振りである。京都にはこれまでも行く機会があり、清水寺平安神宮龍安寺苔寺広隆寺、嵐山など幾度ともなく訪れているが、なかなか大津や宇治に足をむける機会がなく過ごしてきた。

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びわこ石山ホテルを出発                        JR石山・京阪石山駅

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大津は紫式部ゆかりの地、昨年は源氏物語成立千年紀であった  大津は松尾芭蕉ゆかりの地でもある

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京阪電車石山寺駅                             駅前の観光案内板

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石山寺・東大門

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仁王

本堂ではちょうど33年に1度しか公開されない本尊の如意輪観音半跏像がご開扉になっていた。とはいえ最近では1991年の天皇即位の時と2002年の開基1250年記念の時にも公開されている。

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本堂・本尊は如意輪観音半跏像                          国宝・多宝塔

高校の修学旅行から今まで気になっていたのが、修学旅行の集合写真が石山寺で最も印象深かった国宝の多宝塔が写っていずに、なにやら訳のわからぬ岩山のようなところで撮影されているということであった。
今回行ってみてわかったのは、この岩山が天然記念物の硅灰石で出来ていて、その上の所に国宝の多宝塔が建っているということである。

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41年前の修学旅行での集合写真

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多宝塔、手前は天然記念物の硅灰石

~つづく~