波照間・与那国への旅・4日目の1 (2018.4.14)

今回のツアー最終日の4日目、日本の天気は西の方から下り坂であったが、実際は与那国島ではやや雲は多かったものの雨にはならなかった。

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アイランドホテル与那国の前の道

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ホテルのレセプション前には先日天皇・皇后両陛下が与那国島を訪れた時の記事が。。。

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7時、この日の朝食

この日は朝一番でDr.コトー診療所のロケ地を訪ねた。もっともこのツアーの参加者の中には10数年前に話題になったテレビドラマを全く見たこともない人もいて、初日2日目の食事の時の雑談で、与那国島ではDr.コトーの診療所に寄るという話題についてこれなかったのである。
そう安くもないツアー料金なのに、そんなことも知らずに良く参加しようという気になったねと話が盛り上がった。
Dr.コトーは過疎地医療で奮闘した実在の話を素材に、週刊少年雑誌でヒットした漫画をテレビドラマ化して、その医師を取り巻く人々の人間模様とその登場人物で大ヒットした作品である。実在のモデル医師がいたのは鹿児島県の西側にある下甑島。漫画では架空の古志木島であったが、テレビドラマでロケ地となったのがより南国的なイメージを加えようと与那国島に志木那島診療所を作り、与那国町役場を志木那町役場とするなど住民たちを巻き込んでロケが進められた。
2003年から2006年にかけて放送されたので、今でも志木那島診療所のロケ地跡には多くの観光客が押し掛けている。ロケ地に立つとドラマに出ていた吉岡秀隆柴咲コウ筧利夫小林薫時任三郎といったキャストの顔が次々と浮かんでくる。

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9時宿泊先のアイランドホテル与那国を出発

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Dr.コトー診療所のロケ地の前で管理人が開けてくれるのを待つ

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ロケ地前のビーチ

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9時20分、管理人が建物の施錠を開けてくれたので診療所の中へ

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診療所の受付が見学者の受付になっていた

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Dr.コトー診療所の入場券は診察券になっている

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病室前にはきれいな南の海が広がる

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病室には2床のベッドがある

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壁にかけられたままの看護師の服

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志木那島診療所の写真をもう1枚

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ロケ地前のビーチ

ロケ地の見学を終えて隣接する製塩工場にに移動、その後バスに乗り日本最南端の碑のある西崎(イリザキ)へ行った。

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志木那島診療所に隣接する製塩工場

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土産に「黒潮源流塩」を買った

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与那国島の製塩工場では観光客が来た時だけ土産を売っている

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製塩工場から西崎の灯台に向かう間にもお墓を通った

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耳慣れない、低潮線保全区域での規制行為の警告板

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日本最西端の展望台にあったカジキマグロのオブジェ

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前日の夕方も見えていた、西崎(イリザキ)灯台

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日本国・最西端之地・与那国島の碑

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1987年に開催された沖縄海邦国体の採火地に作られた「太陽の火」記念碑

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西崎展望台から西の海を臨む

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西崎展望台にあった日本地図 左が西側で111km行くと台湾になる

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拡大してみると与那国と台湾の間にまさに国境ならぬ黒潮本流が流れている

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西崎展望台から見た「太陽の火」の碑と「最西端之地」の碑」

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西崎展望台からバスの駐車場に降りていく

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バス駐車場にある「日本最西端の公衆トイレ」

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ここでもトラピックスの添乗員から「日本最西端の証」を貰った

西崎展望台を出て今回のツアーの最終観光地である久部良バリへと向かった。バリとは久部良の海岸線にある全長20m、幅3~5m、深さ7~8mの割れ目のことで、村々の妊婦を集めてこの割れ目を跳ばせて人頭税に苦しむ島が人口制限を行っていた残酷な歴史があったことを後世に残している。

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日本最西端の郵便局

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久部良バリとその説明

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久部良バリを覗き込むツアーの参加者

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久部良バリの供養をする地蔵菩薩とその祠

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久部良バリ付近の海岸

=つづく=