インド洋の旅 7日目の1 (2016.9.4)

前夜はレユニオン島のガイドのカシミールさんから貰ったラム酒ですっかり酔ってしまい、夕食もそこそこに部屋に戻ってぐっすり。目覚めて驚いたのは部屋のバスタブにミルク風呂の上に赤い花が浮かべられていたこと。高級リゾートホテルからの心遣いなのだろうが、酔って寝てしまった分には。。。
この日は午前中だけの観光で、昼にリゾートホテルに戻ってからは自由行動。7時朝食、8時出発で向かったところは、モーリシャス島に住む半分のインド系移民の精神的なよりどころとなっているヒンドゥー教寺院の総本山グラン・バッサン。
大航海時代にアフリカ大陸から連れてこられた奴隷に代わり、正規に労働契約を結んだインド系住民がインドとヨーロッパを結ぶ航路上の島モーリシャスへと上陸してから400年余り、今では島の人口130万人の約半数がインド系なのだという。

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前夜結局気付くことなく眠ってしまったミルク風呂に浮かんだ赤い花

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ビュッフェスタイルの朝食

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この日の観光は午前中だけで、グラン・バッサンとシャマレルの滝と七色の大地を見に行く

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8時にホテルを出発しサトウキビ畑の中を走る

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9時過ぎ大きな湖を左手に見て通り過ぎた

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9時10分、大きなシヴァ神の像の横に止まった

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シヴァ神像の前の通り 祭礼の時には島中のヒンドゥー教徒がグラン・バッサンを目指して集まる

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シヴァ神像の隣には別の神の像が建築中であった

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9月6日9時半からシヴァ神の子ガネーシャを供養する祭りがあるとの告知

シヴァ神像の奥は行き止まりになっていて、地図を見るとグラン・バッサン山の前に池がある。ヒンズー教の教えではこの池は底の方で南インドの聖地の池と繋がっているという。この日も日曜日にもかかわらず朝早くから多くの信者が押しかけていた。

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7頭の馬車の背にまたがるヴィシュヌ神

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ヴィシュヌ神の化身とされるラーマ

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首にコブラを巻いているシヴァ神 日本での七福神に例えるならば大黒天

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シヴァ神の妃パールヴァティー ヒンドゥ教では女神とあがめられている

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琵琶に似た楽器を操るサラスヴァティーは日本の七福神に例えると弁財天

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シヴァ神の子供で象の頭を持つ神ガネージャ

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ヒンドゥー教の神々は妃と並ぶ像も多い

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ハヌマーンは猿の顔を持ち孫悟空のモデルとされる

グラン・バッサンを出て正面の道を行くと、前日ウォーキングで訪れたペトリンのゲートの前を通って、ブラックリバー国立公園の一角に入ってきた。この日の目的は「シャマレル滝と七色の大地ウォーキング」、旅程表には歩行時間1時間ほぼ平坦とあったがウォーキングというよりも通常の観光であった。

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最初にブラックリバー国立公園の展望台へ

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前日はブラックリバーの対岸の部分を歩いた

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正面に滝が流れ落ちていた

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最初にバスが停まったところにはお土産屋さんが店を開き始めたばかりのところで女性陣が値切り交渉

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30分ほど行ったところのシャマレル滝の展望台 100mの落差の滝である

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高台に上りシャマレル滝を眺める

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駐車場に我が家の猫によく似た猫がいた

シャマレルの滝の次に行ったのが七色に輝く大地。もともと火山活動でできた丘がその後の浸食活動で融け出し、様々な色の大地が残ってできた絶景。晴れて陽に照らされた大地が不思議な色合いに輝いていた。
皆と歩いていると僕たちに話しかけてくる若い女性がいて、中国女性なのに日本語ペラペラで日本に行ったことはないけどアニメで勉強したのだとか。話には聞いていたが、日本のアニメの影響はすごい!

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シャマレルの虹の大地の入り口ゲート

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虹の大地の案内図

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陽の当たり具合では単なる凸凹な斜面にしか見えないが。。。

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上空を遊覧飛行のヘリコプターが。。。

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少し歩いて行くと陽が差し込んできた

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高台まで登ってくると。。。

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少し横にカメラを振ってみた

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この一角にもゾウガメが飼われていた

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先ほどとは反対側の高台から。。。

=つづく=