インド洋の旅 4日目 (2016.9.1)
前日の僕の歩きを見て、この日は5時半モーニングコール、6時から朝食で6時半出発と決まった。というのも午前中の世界遺産シラオス圏谷ハイキング・初級を歩き、その後早めに日食イベント会場に着いて場所取りしないと14時に予定されている皆既日食を見逃してしまいかねないとの判断が働いたようである。旅程表には歩行時間3時間標高差200mとあったが、コースも2時間に短縮するという。前日は同じコースの往復であったが、この日は一方通行のコースであるので絶対に時間内に目的地に着かなければならないというのである。
朝6時にレセプション棟のレストランにこの日の装備持参で集合した
鉄板の前の卵料理のコックは前日と同じ女性
この日も絶品のオムレツとコーヒーをいただいた
ホテルを6時半に出てシラオス圏谷のスタート地点に8時に到着し、ハイキングのスタートとなった。この日はみんなの迷惑にならないよう現地ガイドのカシミールさんのすぐ後ろを付いていった。足を着く場所を見てなぞっていくと、前日のように一歩一歩足を付くところを確認しながら歩くよりも結構速いペースでもついていけた。
途中珍しい花や小鳥がいるところで立ち止まり、参加者全員の調子を確認しながら進んで行ってくれた。
残念ながら景色の良い場所で休憩タイムになったのだが、あいにくガスっていて絶景を見ることは叶わなかったが、10時10分にマイクロバスの待っているポイントに辿り着いた。バスに乗って舗装道を降りてくる途中で出発地点を通り過ぎたということは、この日歩いたコースは登りの道だったということである。
途中珍しい花や小鳥がいるところで立ち止まり、参加者全員の調子を確認しながら進んで行ってくれた。
残念ながら景色の良い場所で休憩タイムになったのだが、あいにくガスっていて絶景を見ることは叶わなかったが、10時10分にマイクロバスの待っているポイントに辿り着いた。バスに乗って舗装道を降りてくる途中で出発地点を通り過ぎたということは、この日歩いたコースは登りの道だったということである。
バスを降りて山道に入っていく
珍しい花や植物があると立ち止まって説明をしてくれる
時々階段になったところを登っていく
目の前の枝に小鳥が止まっていた
コースの少し先に集落があったがあいにくのガスで煙っていた
前方の集落は相変わらずガスっているが、雨にならないだけでも良しとしなければ。。。
休憩後も頑張って歩きましょう
10時過ぎ、ついにゴールが近付いてきた
ゴール! 左手の下にマイクロバスが止まっています
バスに乗り込み、次は山を下って海岸線の日食のイベント会場に向かう。現地旅行会社が駐車場を予約しておいてくれたのだが、遅くなると会場まで歩かなければならないのだとか。でもこの日はハイキングのコースを短借し、さらに2時間弱で歩き切ることができたので、11時半には会場近くまで行くことができ、ほとんど歩かずに会場入りできた。
まだそれほど人のいない会場の一角に席を決め、早速三脚を立てて日食の撮影準備。この日もホテルで用意してもらい、ハイキングの時にはバスに置いたままにしたサンドウィッチを早速食べる。日食のピークが14時頃と聞いていたので、会場内の出店などに出掛け記念グッズなどを探し求める。
12時半ころ太陽の淵が欠け始めたのに気付きそこからはカメラの前に陣取る。南半球では右上から左下の方向に太陽が移動していく。望遠レンズを付けたカメラではその移動時間が速いので、頻繁に三脚の角度を調整していく必要がある。
いつの間にか客足も多くなって混み合ってきたが、会場内で三脚をセットして写真を撮っている人は数えるほど。ほとんどは事前配布された観測用の眼鏡をスマホやデジカメのレンズに装着して撮影していた。
日食が佳境を迎え、もうすぐ完全に月に隠されてしまいそうだという時、会場内にどよめきが走った。僕はカメラを覗いていたのだが、三日月形になった太陽の一部しか撮像素子に写っていない。空を見上げればちょうど太陽に山から下りてきた薄雲がかかっていた。
せっかくここまで来て日食の瞬間を見れなければ旅行代金がふいになる。しかし幸いなことにその一瞬だけ雲に遮られてしまっただけで、数10秒後にはまた再び太陽が顔を出してくれた。
日食が始まって1時過半が過ぎついに皆既日食をとらえることができた。
まだそれほど人のいない会場の一角に席を決め、早速三脚を立てて日食の撮影準備。この日もホテルで用意してもらい、ハイキングの時にはバスに置いたままにしたサンドウィッチを早速食べる。日食のピークが14時頃と聞いていたので、会場内の出店などに出掛け記念グッズなどを探し求める。
12時半ころ太陽の淵が欠け始めたのに気付きそこからはカメラの前に陣取る。南半球では右上から左下の方向に太陽が移動していく。望遠レンズを付けたカメラではその移動時間が速いので、頻繁に三脚の角度を調整していく必要がある。
いつの間にか客足も多くなって混み合ってきたが、会場内で三脚をセットして写真を撮っている人は数えるほど。ほとんどは事前配布された観測用の眼鏡をスマホやデジカメのレンズに装着して撮影していた。
日食が佳境を迎え、もうすぐ完全に月に隠されてしまいそうだという時、会場内にどよめきが走った。僕はカメラを覗いていたのだが、三日月形になった太陽の一部しか撮像素子に写っていない。空を見上げればちょうど太陽に山から下りてきた薄雲がかかっていた。
せっかくここまで来て日食の瞬間を見れなければ旅行代金がふいになる。しかし幸いなことにその一瞬だけ雲に遮られてしまっただけで、数10秒後にはまた再び太陽が顔を出してくれた。
日食が始まって1時過半が過ぎついに皆既日食をとらえることができた。
少し早めの会場入りだったので近くまでマイクロバスで乗り入れることができた
イベント広場に向かう
空いている場所を確保しカメラを三脚にセット 昼のサンドウィッチを食べる
広場の周辺には記念グッズを売る出店などが並んだ
時間がたつにつれ人混みが増え、中にはパフォーマンスを披露する人も現れた
12時半ころに太陽の一部が欠け始めた
会場内には大型スクリーンによるパブリックヴューイングも。。。
カメラを覗いていた時だったが一瞬太陽の姿が見えなくなり。。。
会場内にどよめきが起こった
空を見上げたら、山の方から雲が流れてきたのだった
太陽の中に月がすっぽりと入った瞬間
2分くらいで月が太陽から離れて行った
花火が終わった時のように一斉に皆が動き出す。僕たちのツアーもこの後、前日行くことができなかった火山博物館の閉館時間が16時だというので、急いでマイクロバスに戻って移動した。幸い混み始める前に会場を脱出できたようである。
日食イベント会場を抜け出したが、カメラの設定が日食撮影に合わせたままであった
15時6分火山博物館前に到着
火山洞穴の内部を再現した博物館通路
火山博物館を見学後ホテルに戻ったのは17時40分。明るいうちにリゾートホテルの中を歩けるのは初めてとあって、ちょうど夕陽が落ちる海岸に行ってみた。
LUXサンジルの宿泊棟
レストラン脇のプール
ホテルは島内南西側にある
夕陽の中を散策する人たち
=つづく=