ブータン 5日目~最終日 (2016.8.8-9)

3日目、パロについての夕食時に松茸の注文の希望を取られた。ほとんど日本人が行かないブータンは、今が雨期の終わりにあたり松茸が取れ過ぎるのだとのこと。韓国で松茸という話はよく聞いていたが、松茸という食生活のないブータンは狙い目なのかも。土産として日本への持ち込みには直物検疫が必要だが、今回の旅行業者は植物検疫用の書類を含み、1kg10000円($90)で販売してくれるという。
夕食用に注文したものを味見させてもらい、美味かったので1kg注文した。
この日の朝食後に配布された。発泡スチロールに保冷剤を入れて梱包されていたのだが、大きくてスーツケースの中に仕舞うのに苦労した。

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コテージの432号室

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緑の林の中にコテージが広がっている

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レセプション棟への通路

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朝食

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土産に買ったブータン産松茸1kg

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日本入国時に必要となる検疫証明書

最終日は帰国のため11時にホテル出発でパロ空港に向かうことになっていたのだったが、前日の予定に入っていた民家訪問と民族衣装(男性・ゴ、女性・キラ)の試着が未実施で残っていたので、9時にホテルを出て民家へ向かった。
ブータンの西地区では民家は3階建が標準で、1階には牛や鶏などの家畜、外階段で入る2階とそこから内階段で上がる3階が住居になっているのだという。これはかつて雪豹や狼などから身を守るための構造なのだということである。

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典型的な3階建て構造の民家を訪問

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家の周りには田圃が広がる

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1階部分には牛などの家畜を飼っている

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離れには竈やサウナがある

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焼け石で蒸気を発生させるサウナがあった

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3階にある住居 中心にあるのはご主人の座る場所

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信仰心が篤いブータンの家庭には立派な仏壇がある

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男女に別れて民族衣装の試着 男性用はゴ

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5分ほどでブータン男性の出来上がり

飛行機は13時35分パロ発なので11時半過ぎでないと空港に入れてもらえないということで、民家訪問の後はまたパロの中心街に出掛けた。
ほとんどの人が前日までに買い物を済ませていたために中心地に行ってもやることが少ない。カフェに入ってカプチーノを頼んだのだが、ブータン・ヌルタムもかなり余っていたので冷たいコーヒーフラッペも一緒に頼んだのだが、店員がおかしな顔をしていた。
テーブルに物が来て観て判ったのは、暑いカプチーノと冷たいカプチーノの2種類の全く同じ味の飲み物が並んでいた。

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時間にまだ余裕があったのでパロの中心街に行った

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時間を持て余してカフェに入った

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熱い普通のカプチーノと冷たいコーヒーフラッペの両方が来た 結局味は一緒

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中心街の一番外れにあるマニ車

11時半に空港に行き、入口のセキュリティチェックでガイドと運転手と別れ、そこからは各自でチェックインカウンターに行き手続き。来た時とは違いスーツケースは最終目的地の名古屋まで預けた。
その後、ブータン観光協会のアンケートに記載すると、構内の土産物店でマグネットフォルダーを貰えた。
ブータンのパロ空港を飛び立ったKB130便(機材・A319)は、途中インドで1箇所(多分・バグドグラ)を経由して4時間ほどでバンコクに着いた。

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パロ国際空港

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空港の入口でガイド・運転手とお別れ

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各自でチェックインカウンターへ

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出国手続き後、構内の土産物店へ

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ターミナルからの出発ゲートは一か所だけ

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14時20分 バンコク行きKB130便に搭乗開始

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1時間弱のバグドグラまでの飛行中に出た軽食

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その後バンコクに向かう途中で夕食が出た

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機材A319の3列+3列の機内

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バンコクに到着しバスに乗り換えてWESTターミナルへ

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EASTターミナルまで長距離移動しセキュリティチェックの後国際線のコンコースへ

タイ航空のカウンターでバンコク~名古屋(セントレア)の発券をしてもらい、プライオリティパスの使えるラウンジへ。今までプライオリティパスの使えるラウンジで時間制限などなかったのだが、バンコクでは2時間までの制限があった。パスタや果物など夕食の補食をしたが、0時5分の出発までまだ3時間以上あったのでコンコース内のフリーWiFi出来るコーなに移動してFacebookなどのチェックをした。

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プライオリティパスの使えるラウンジ

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パスタなど夕食の補食

名古屋(セントレア)行きはC1Aゲートから羽田行きが飛び立ってさらに45分後の0時5分の出発であった。帰りの便も順調で、定刻よりも15分以上早く8時前にセントレアに着いた。
入国審査後ターンテーブルでスーツケースを受け取り植物検疫所に回った。この時期に松茸を持ち込む人はいなかったのか、今年初めてですねと言われ、発泡スチロールを開けて係員に見せた。松茸の他に杉の葉だか松葉だかが敷いてあることがあってそちらの方が問題が多いのだとか。検疫は証明書を提示したこともあってすんなりとパスした。

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バンコクC1Aゲートからバスに乗って駐機場へ

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日本時間6時過ぎに朝食が出た

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バンコクからセントレアまでの飛行ルート

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セントレア到着後、植物検疫所で確認印を貰う

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発泡スチロール内に保冷剤が入れてあり、一本一本クッション材に包まれていた

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立派な松茸数本と手頃なサイズ20本余りが入っていた

帰宅後、隣近所におすそ分けをし、自宅では素焼きやバター焼き、炊き込みご飯など2~3日賞味出来た。

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ガスレンジの上で素焼きし、生醤油で食べた

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翌日には炊き込みご飯にしてもらった


以上で今回の幸せの国・ブータン旅行記は完了です。今回で海外への渡航国(一部地域を含む)は83カ国になりました。最後までお読みいただきありがとうございました。
またここのところメインPCが不調に付き、たびたび中断しご迷惑をおかけいたしました。