モンゴル 3日目の1 (2016.6.10)

結局2泊目も一番期待の星空は見れずに夜が明けた。この日はテレルジのツーリストキャンプを発ってブルドへ移動。6時半朝食の後、7時半時出発である。
西に向かいウランバートルで現地旅行会社の事務所に立ち寄り円からモンゴル・トゥグリクの両替パックを補充してから、スーパーマーケットに立ち寄って各自でミネラルウォーターを買って次の目的地に向かうことが告げられた。
他の国のツアーなんかでは、バスの運転手が小遣い稼ぎにミネラルウォーターを梱包単位で買ってバスにストックしておき、参加者の求めに応じ適正な価格(レストランなどでの半額以下)で売ってくれることがよく行なわれている、ということをガイドに話して見たが、モンゴル(のこの旅行会社)ではそんなことは規則違反になるからやってはいけないという言葉が返ってきた。真面目な国民なんだね。

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テレルジのブンパン・ツーリストキャンプでの2泊は星空観賞が出来なかった

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朝6時半から朝食

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朝食後キャンプの男性スタッフがスーツケースを担いで集めてくれた

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7時半、まずはウランバートルに向かって出発

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ウランバートルに近付いた頃、ヤマサ醤油の看板を見かけた

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ウランバートル市の南部を通過中、並行して列車が走っていた

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7日目に訪れる予定のザイサン・モニュメント横の金の仏像が車窓に見えた

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ウランバートルの市街地を抜け西方向へと向かう

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9時半、スーパーマーケットに立ち寄り各自でミネラルウォーターを購入

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いよいよ郊外へと出てきた

この日の旅程表では、ノマディック・キャンプに立ち寄り「遊牧民の暮らしに触れるプログラム」や「民族衣装の試着体験」とあった。その後ノマディック・キャンプでモンゴル料理の昼食という予定である。
先ずはキャンプに行きトイレを借りて待っていると、キャンプの左手にあるゲル村から何人かの男衆が馬やラクダ、ヤクなどを引き連れてゲートの所にやって来た。200mくらいの所を行くというので、真っ先に馬に乗せてもらった。
後でガイドのアリオナさんが怒っていたのだが、馬やラクダに慣れていない人たちをいきなり乗せるというのは危険だと言っていた。特に馬は小さな物音(カメラのシャッター音や衣服の擦れる音など)で突然走り出すことがあるので、靴が鐙から外れるか、衣服の音はしないかを確認したり、参加者に注意喚起しないといけないのだと言う。

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ノマディック・キャンプ ここに宿泊するわけではなく後で昼食によるのでトイレを借りる

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左手先のゲル村で、遊牧民の暮らしに触れるという旅程

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ゲル村から男衆が馬、ラクダ、ヤクなどに乗ってやってきた

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真っ先に馬にまたがってシャッターを切ったら、ガイドのアリオナさん(左)から注意!

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半分行ったところで、交替

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ラクダやヤクなど、思い思いに乗ってゲル村を目指す

ゲルに入り、ヤギのミルクや村人が作ったお菓子をいただき、ゲルでのルール(男女の役割、座る位置)の説明などがあった。その後牛の角で酒を飲んだり、馬頭琴の演奏があり、ゲルの外へ。
ゲルの外では、ヤクの皮で作った防寒衣装の試着をしたり、燻製肉のスモークの仕方やゲルを覆うフェルトの製造方法、牛革ベルトを軟らかくするやり方などの体験を行った。

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先ずはゲルに入って、ヤギのミルクティや茶菓の接待を受ける

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ヤギのミルクティです

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お菓子をどうぞ!

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牛角の器は一気に飲まないと置いておく所がないからね!

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男同士で言葉遊び(じゃんけん)で負けたら牛角で馬乳酒を飲まされる

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チェッ、負けちゃったぜ! と嬉しそう

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馬頭琴の演奏

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外に出てヤクの毛皮で作った防寒着の試着 とても重い!

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牛や馬の燻製作り

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骨で作った駒を飛ばして、子供の遊び

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羊毛のフェルト作り

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最後は馬にひかせて均一に延ばす

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牛革を繰り返し伸ばして軟らかくする

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牛車や大八車に乗せてもらいパレード

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昼食を摂りにキャンプへ戻る

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レストラン棟のゲルへ入って行く

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この日の昼食はスープやボーズ(包子)や薩摩焼き風のものなどのモンゴル料理

=つづく=