JR東海さわやかウォーキング・弁天島~舞阪 (2016.6.18)

久々のJRさわやかウォーキング。一昨年から熱中症が心配なため7・8月の2か月間は開催されなくなってしまった。僕の場合はそれに加えて海外旅行や花粉症シーズンは参加できないため、年間10回の踏破賞の達成が困難になってきている。今シーズンも今週・来週の土日に2回参加しないと踏破賞を貰うことが出来ないところまで追い詰められてしまった。
今週は弁天島駅から舞浜駅の間を歩くのだが、ここは東海道小間切れ五十三次で2009年1月に歩いた所を逆に歩くコース。直線にすれば3km足らずの短い区間なのたが、今回のウォーキングでは10kmほどのコース設定にしてあるため、東へ西へ何度も行ったり来たりする複雑のコースになっている。その分東海道小間切れ五十三次では歩かなかった所も通れて面白いコース設定になっていた。

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JR弁天島駅の改札を出たところでウォーキングマップを貰う

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この日のコースマップ

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駅を出てすぐに左折する

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まずは蓬莱橋を渡る

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橋を渡り左折するとボートの繋留所となる

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弁天島駅の向かい側に来た 弁天島駅の南側には高層の宿泊施設がそびえている

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老松の選定作業に高所作業車が入っていた

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浜名湖に面した所には釣り人が竿を投げ入れていた

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ここで道を東に向かって折り返す

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千鳥橋を渡ってボートの繋留所を引き返す

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先ほど釣り人がいた所まで西に向かってきた

今度は北上し観月橋を渡って進んで行く。この辺りは海抜3~5mの平坦な人口島なので津浪対策として避難タワーが建っている。それにしてもボートの繋留所が多くあり、ヨットハーバーと似た雰囲気を持っている所もある。
最後は浜松から豊橋に向かう国道301号線(浜名湖バイパスが完成する前は国道一号線であった)にぶつかり、そこをくぐり抜けると弁天島海浜公園に出た。

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北上すると観月橋にぶつかる 右手に津波避難タワー

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浜名湖に面しているため小型ボートの繋留所になっている

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乙女橋を渡っていると天津橋の方からボートが近付いて来た

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弁天島の人工島の最西端まで来るとその先に浜名湖が広がっている

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魚藍観音像と原田濱人の句碑

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今回のコースで最も狭いところ 無理無理作ったような歩道

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弁天島駅前を通る、浜松から豊橋に向かう国道301号線に出る

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新幹線やJR東海道本線と並行して走っている国道301号線の歩道

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弁天島駅のある島まで来たらUターンして国道301号線をくぐる

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国道301号線の向こうに浜名湖大橋が見えている

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浅蜊の減少で潮干狩りが出来なくなって来ている弁天島海浜公園

弁天島海浜公園の日陰で休息を摂った後、舞阪宿方面に歩き始めた。かつて舞阪宿のから新居宿への今切には渡し船があったのだが、途中弁天島が拡張され昭和以降は道路でつながった。
舞阪宿は交通の難所であったため宿場町としての規模は大きかったのだが、現在は弁天島を経由して新居宿まで行けるため、宿場の裏側まで入り込むことはない。今回のさわやかウォーキングでは宿場の裏側の神社やお寺を通り、舞阪漁港にまで足を進めることが出来た。

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弁天橋を渡って舞阪宿へと入る

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コースから左手に入った所に東海道の史跡の北雁木があるのだが素通りして行く人が多かった

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江戸初期の頃の船着場、北雁木(きたがんげ)

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北雁木の説明書き 江戸中期からは本雁木へと船着き場が移った

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第3種、舞阪漁港

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既に朝市が終わっていたので水槽の中は空であった

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舞阪宿脇本陣「茗荷屋」

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東海道を歩いた時には訪れたことのなかった、岐佐神社

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同じく養泉寺

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この日のルートの南端部から対岸の舞阪漁港を臨む

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浜名湖に架かる浜名大橋は国道一号線

第2次世界大戦当時舞阪には遠州灘を一望できる地の利から監視哨が築かれていた。終戦とともに書類は焼き捨てられ、現在では東海地震などの際に津波から身を守る「いのち山」としての役目が大きい。
またこの丘の上には昭和39年に舞阪灯台が設置されている。

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舞阪監視哨跡の高台は整備され、津波から身を守る「いのち山」としての役目がある

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舞阪監視哨跡の説明書き

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舞阪監視哨跡に作られた舞阪灯台

舞阪監視哨跡から図書館や体育館などの市の設備を通り抜けると東海道の遺跡に出た。そこから約1kmほどでこの日のゴールの舞阪駅に到着した。

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旧東海道舞阪宿の見付石垣跡

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遠州七不思議のひとつ浪小僧

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旧東海道松並木

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舞阪駅前に設置されたさわやかウォーキングのゴールテント