ネパール・ハイキングツアー 7日目の2~帰国 (2016.3.24-25)

パタンからマイクロバスに乗り30分ほどかけてカトマンズの中心部のニューロードの歩道橋へと戻ってきた。ここは3日目にカトマンズからルクラへ飛べなかった日の午後、昼食後のカトマンズの散策の際に車を降りた所。
あの日はニューロードを歩いたあと市内を散策したが、路地の間にダルバール広場の崩壊した高層の寺院が垣間見えていたのだが、その時はあえてそこに入り込まずに避けて通っていた場所。というのも最終日の観光コースに入っていたのでガイドのベンさんは避けて通っていたらしい。
この日はニューロードを真っ直ぐ入って来て、インフォーメーションセンターで皆のチケットを購入してダルバール広場へと入ってきた。

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12時45分、パタンからマイクロバスでカトマンズの中心部に向かう

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13時20分、先日もこの歩道橋からニューロードという繁華街に入った

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カトマンズ一の繁華街のニューロードが400mほど続く

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貴金属店なども軒を並べる

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ダルバール広場に入って行く交差点に建っている銅像

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インフォーメーションセンターで全員分のチケットを買うガイドのベンさん

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いきなりバサンタブル・ダルバールの崩れた建物が目に入って来る

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元々ここには4層の建物が建っていたが、今は崩壊を防ぐつっかえ棒が。。。

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柱1本1本に素晴らしい彫刻がされていた

初潮前の美しく利発な少女から選び出される生き神クマリがネパールの仏教徒の象徴。王政時代においての預言者でもあったクマリは、代々受け継がれてきた家系の中から選び出されて教育を施され、隔離された環境の中で育て上げられる。
そんなクマリが住んでいる館に入り、ひょっとしたら窓を開けて顔を見せてくれるかもしれないという期待も抱かせてくれる

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バサンタブル・ダルバールの正面のクマリの館

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繊細な彫刻が施された入口をくぐりクマリの館へと入る

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中庭上部の窓の中にクマリがひっそりと暮らしている

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ひょっとしたらこちらの窓が開いてクマリが顔を見せるやも知れない

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窓枠の一つ一つに繊細な彫刻が施されている 鳩の見張っている窓がクマリの部屋?

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クマリの館を出て振り返る

バサンタブル・ダルバールから角を曲がった所がハヌマンドガと呼ばれる旧王宮で、その周りを多くの寺院が立ち並んでいたが、ほとんどの建物が昨年4月に起きた地震で被害を受けていた。

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ハヌマンドガと呼ばれる旧王宮

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王宮前のナラヤン寺院は土台だけが残った

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シヴァ・パールヴァーティ寺院

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旧王宮の窓からは王と王妃がいつも民の生活を見守っていた

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いまだ瓦礫が残るジャガナート寺院の屋根には無数の鳩の姿が

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ジャガナート寺院の周りを反時計回りに回って行く

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パンチ・ムクヒ・ハヌマン寺院

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タレジュュ寺院

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ジャガナート寺院の裏側

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カーラ・バイラヴは、いわば閻魔さま

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ユーモラスな顔立ちが人気の撮影ポイント

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王宮での儀式など鳴らされ、悪霊を払うタレジュ・ベル

地震の被害が大きく残るダルバール広場を離れ、14時45分とかなり遅めの昼食。ネパール伝統料理のダルバートをいただいた。

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ネパール伝統料理店Utsav

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お茶を注ぐのにも高いところから狙いを定めて。。。

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ネパール伝統料理のダルバート

遅い昼食の後はOCCED孤児院を訪問。先日の復興の夕べにも参加いただいた職員と再会し、クムジュン村の学校を訪問した時同様に日本から持って行った文房具などを届けた。

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4階建ての孤児院を訪問

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日本から持参の文房具を届けると、お礼に黄色い布を肩からかけられた

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子供たちの勉強風景を見学

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孤児院を出てホテルに向かう

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途中車窓から市場の人混みを眺めた

孤児院訪問後は一旦ホテルに帰り、ロビーで休憩。預けておいたスーツケースを受け取り、3日目の昼食を食べた「ヒマラヤ蕎麦処」で最後の夕食をいただき、カトマンズ空港へと向かった。

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19時過ぎ「ヒマラヤ蕎麦処」で最後の夕食

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深夜便でカトマンズからバングラデッシュのダッカ経由で香港へ

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香港空港1番ゲート、10時20分発キャセイ航空成田行き

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香港-成田間で出た昼食のパスタ

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成田空港へは15時過ぎに到着した



以上で今回のネパール旅行記は完了です。最後までお読みいただきありがとうございました。
途中「ヨーロッパぶらり一人旅」に出掛けたため中断しました。
またネパールに行って観光の復興を応援したいという気持ちで書き始めたのですが、4月に熊本地震という大きな災害が起こったために、趣旨がずれてしまい申し訳ありません。