ヨーロッパぶらり一人旅　１８日目～帰国 (2016.4.22-23)

パリに戻り、いよいよ最後の日。飛行機は２０時半発なので、１５時にホテルを出れば充分間に合うので、９時半過ぎにホテルをチェックアウトしてスーツケースとバッグの両方を預け、身軽な格好で市内散策に出ることに。
行先は１３日目のマイバス社のツアーでベルサイユ宮殿に行った後、ぶらりと立ち寄ったノートルダム大聖堂と聖シャペル教会。共に夕方になっていたので閉館しており中に入れなくてもと外観だけを見に行ったのだが、前日のツアーでシャルトルの大聖堂のステンドグラスを見た時に、聖シャペル教会のステンドグラスも見ごたえがあるという話を聞き急遽行ってみることにした。

朝９時半過ぎにスーツケースとバッグを預けホテルを出る

通常はこの交差点で右折してオペラ座方面へと行くのだが、この日は直進

レ・アール広場のサントゥスタッシュ教会

この丸屋根は商品取引所

セーヌ川岸に着いた

パリ市立劇場脇にある女神像

聖シャペル教会やノートルダム大聖堂はセーヌ川のシテ島という中洲に立っている。そのためシャンジュ橋を渡ってシテ島に入る。
聖シャペル教会に入る所ではセキュリティチェックがＸ線を使ってかなり厳しく行なわれていたが、この日はショルダーバッグだけしか提げていなかったのですんなりと入れた。それと共に入場券１０ユーロを徴収された。先日行ったモン・マルトルもこの後行くノートルダム大聖堂も入場するにあたってセキュリティチェックだけだったのだが。

シテ島に渡った角にあるオルロージュ塔

聖シャペル教会の入口のセキュリティチェックは厳しかった

聖シャペル教会

一見質素な礼拝堂

礼拝所の祭壇

２階部分に上がると前面ステンドグラスの明るい空間に出る

ステンドグラスは字を読めない信者に聖書の教えを伝えるために作られた

中央でミサの時に司教が祈りを奉げる

丸窓一つ一つに細かな絵が入っている

ＩＳ国のテロ以降日本人観光客が激減、ステンドグラスの説明文が大量に残る

聖シャペル教会の外観

聖シャペル教会を出て脇道を一つ抜けるとノートルダム大聖堂前に出る。この前も大勢の観光客が押し寄せているが、セキュリティチェックはそう厳しくはなく、一人の係員がバッグの中を覗き込むくらいであった。
それと共に入口にカメラ撮影禁止マークが掲げられていたが、中に入るとみんなスマホ片手に撮り放題。スマホやタブレットがこんなところでも幅を利かせてきている。

ノートルダム大聖堂

正面入口上のイエスと１３使徒像

ノートルダム大聖堂の祭壇

後ろを振り向くと丸い大きなステンドグラス　ここにたくさんの教えが

祭壇脇にも多くのレリーフが

中央の祭壇

ノートルダム大聖堂を出て、今度はセーヌ川を渡りルーブル博物館の脇を通りオペラ座方面へ。途中ピラミッド駅近くにあるマイバス社に立ち寄りトイレを借りる。緊急の場合はカフェに乗ってトイレを借りれば良いと教わっているのだが、日本語が通じる気安さからつい気軽に立ち寄ってしまう。

セーヌ川を渡り右岸へ

パリ市庁舎前でパチリッ

ルーブル博物館の脇を通過

困ったときは地下鉄ピラミッド駅近くのマイバス社の事務所へ

オペラ座前に

華のパリに行き一番最後に選んだ食事は、パリオペラ座近くの「ひぐまラーメン」の店。セットメニューの中から味噌ラーメン＋餃子。ミネラルウォーターではないが飲み放題の水も魅力の一つ。
また精算も席にウェーターを呼ぶのではなく、伝票を持ってレジでの支払い。チップも置く必要はない。かなり日本間隔で済み気楽な店である。ただ麺はかなりアルデンテであった。

オペラ座近くの「ひぐまラーメン」

味噌ラーメン＋餃子のセットメニュー　１１ユーロで食後レジで支払い

昼食後空が雨模様となってきて、途中大きく降られるのは裂けたいと、早めにホテルに戻り預けておいたスーツケースとバッグを受け取りホテルを出た。３～４日前に下見しておいた通りパリ北駅まで３０分弱の道のり。重いスーツケースを持って階段を上がり下がりしなくて済むのが魅力の一つ。
１５時過ぎにシャルル・ド・ゴール空港第２ターミナルに付き、ＪＡＬのカウンタの開くのを待った。個人客が一人でカウンターに並ぶわけにも行かずＢａｒで時間をつぶし戻ってみると、２組ほどの団体がいつの間にか列の先頭になっていた。
どうせｅチケット発行時に座席指定が済んでいるのでここで１０分２０分時間が掛かったって問題ないと。。。
順番待ちしていると後ろの方から「○○さん」と呼ぶ若い女性の声が。あれっパリに知り合いが？　なんと３日前にモン・サン・ミッシェルからシャルトルまでお世話になったマイバス社のガイドの松下さんだった。今日はお客様を送りに空港まで来たのだとか。