ヨーロッパぶらり一人旅 4日目 (2016.4.8)

中学生の頃音楽の時間に色々なジャンルのレコードを掛けてくれる先生がいた。何年生の時だったか忘れたが、ベートーベンの交響曲第6番「田園」の解説は今でも良く覚えている。軽やかな曲が突然雷鳴轟く嵐へと変貌し、そして再び雲の間から光が蘇っていく光景。もちろんヨーロッパになんか行ったことはなかったが、ヨーロッパの田園風景はこんな景色なんだと想像するに充分な曲で、またその解説での風景は今でも新鮮によみがえってくる。
今日はまさにそんな天気のように、晴れから雨へ、そして嵐かと思えば、雲の間から陽が射すという目まぐるしい天気であった。

さて今日はHISの現地ツアーでマルケン・フォーレンダム半日観光&キューケンホフ公園観光セットに参加した。HISといっても実際にツアーを催行しているのはLINDBERGHというツアー会社で、日本人が対象というわけではなく世界中のツーリストが集まってくる。今日にしても90人くらい乗る2階建てバスが満席で、日本人は僕の他に3名の女性グループだけだった。むしろ韓国人のほうが倍くらいの参加者があったし、西洋系では言葉や顔つきからスペイン人やイタリア人も多くいたようである。
午前中に行った部分では、まずザーンセスカンスでの風車村観光を訪れ、その後オランダ名産のチーズ工場見学や運河を渡って木靴工房を訪れた。

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LINDBERGHのツアー事務所に8時15分集合

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平坦な道が続くアムステルダムの郊外へと向かう

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最初に行ったのはオランダでも少なくなってきた風車のある風景

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ザーンセスカンスでの風車村観光

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次に行ったのはチーズ工房

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いろいろなタイプのチーズを試食できた

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昼食時間は1時間 イタリア料理店を案内してくれた

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スペアリブを頼んだのだが、写真と実物のサイズに開きが大きかった

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食後はボートに乗り込み運河の反対岸へ渡った

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風が強いオランダの平地では、現代風の風力発電も盛ん

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オランダ名物の木靴工場に行った

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職人さんの真剣な眼差し

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木靴工場を出て午前の分を終わり アムステルダムに戻る

午後からは大手旅行会社のツアーでも人気のキューケンホフの植物園に行くツアー。特に今はオランダ名物のチューリップのシーズン。でも球根栽培のため花が咲くとすぐに、花を摘んでしまうのがなんとも悲しい。
妻と植物園に行ってもすぐに飽きて帰ってしまうのだが、この日は3時間もバスで帰ることもできずに滞在しなければならなかった。
キューケンホフの植物園はとても広く、3陣間あっても全てを回りきることができなかった。

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アムステルダムの駅前から再びバスに乗り込み出発

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キューケンホフが近付くと回りに花の絨緞が広がってくる

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キューケンホフのメインゲートから入場

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チューリップの一種

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黄色に赤が混ざったチューリップ

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思いがけずスギ花粉のないオランダでお花見気分

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やはりチューリップが色々ある

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混植してある 今のメインはヒヤシンス

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遠くに赤いチューリップの花畑が見えた

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紫のヒヤシンスが咲いている

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まだ色づき始めたばかりのチューリップ

=つづく=