エチオピア旅行記 4日目の2 (2016.1.25)

12世紀になって生まれたザグウェ王朝の中でもっとも偉大だったラリベラ王の名をとった街。聖地エルサレムイスラム教徒に占拠されて巡礼に行けなくなったのを機にラリベラをエルサレムに摸した巡礼地として建設され、流れている川にヨルダン川などの名前もつけられた。
現在岩窟教会として登録されている12の教会を造るのにそれぞれ数年掛かっているが、中には翌日訪れるアバ・リバノス教会のように伝説では(神の力によって)24時間で作った教会などというのも存在している。
この日の午後は第1グループの6つの教会を聖救世主教会→聖十字架教会・聖マリア教会・聖処女教会→聖ミカエル教会・聖ゴルゴダ教会の順に回った。この内聖ゴルゴダ教会は聖ミカエル教会の中にあるのだが女人禁制のため女性参加者のカメラを携えて男性のみが中に入ることを許された。そして最後に世界遺産の岩窟教会の中に数えられていないが聖十二使徒教会へも立ち寄った。
教会の内部はシューズ厳禁のため、入口で靴を脱いで靴下になって教会へと入って行くのだが、教会内部にはカーペットが敷き詰められていてそれがダニの温床となっているようで、西洋人は靴下のまま動き回っているのに僕たちは靴下の上にレジ袋を履いて縛りそれで動こうとするのだが、教会の外側の岩場はとても滑りやすく危険でもある。
ダニ対策をとるか、動きやすさをとるか、いくつもの教会に出入りしていくと破れるレジ袋も出てきて、しまいにはもうどうでもいいやと思ったらダニの餌食へと???

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昼食後一番最初に行ったのは聖救世主教会 一枚岩をくり抜いて作られた最大の教会

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アクスム建築で十字架をした窓など全て彫り出されて造られている

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聖救世主教会の内部

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聖救世主教会の正面に建つ聖マリア教会

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聖マリア教会の内部では司祭が各教会に伝わる十字架を持って現れた

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岩窟教会は内部の装飾もほとんどが彫り出されて造られている

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聖マリア教会の前の岩山に上がってみる 世界遺産は雨よけの庇で覆われている

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上から見ると教会の周りが全て彫り出されて造られたものだと理解できる

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どこの教会の壁面だか忘れたが、美しいレリーフも残っている

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聖ミカエル教会に入る前に壁際に腰を掛け靴を脱いでレジ袋でダニ対策をとる

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不謹慎だけどちょっと妙な図柄ですね

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聖ミカエル教会の内部

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聖ミカエル教会の奥にある聖ゴルゴタ教会の管理者

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ゴルゴタ教会内部のレリーフ

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ゴルゴタ教会内部のレリーフ

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聖ミカエル教会内部前室に掛けられていた宗教行事で使われる楽器

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聖ミカエル部の宗教画

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聖ミカエル教会から聖十二使徒教会に移動する時に見掛けた木には鳩が停まっていた

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十二使徒教会に架けられていた絵

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十二使徒教会の司祭が持つエチオピア十字架

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宗教画があちらこちらに架けられている

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第1グループの見学が終わり壁の間を抜けて教会群から出る

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第1グループ教会群から出て来たところ

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この日の午後の見学は2時間半ほどかかった

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市街地へと戻ってきた

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エチオピアには多くの民族が住んでいる

夕食はホテルに戻って19時からだったのだが、最後にビール代20ブルだか30ブルだかを支払うのに皆大抵50~100ブル札で払ってお釣りを貰うのだが、会計する女の子がいちいち精算するたびにお釣りをホテルのレセプションまで行って貰ってくるので時間が掛かる。どうせ日本人の旅行客は最初に両替した時の大きな札しか持っていないのだから、予め小銭を用意しておけば良いのにと皆がイライラしていた。

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夕食はホテルのレストランで ビールはセントジョージア・プレミアム

=つづく=