ニュージーランド旅行記 9日目の1 (2015.11.15)
この日は6時半のモーニングコール前に起き出し、前日バスで通り抜けただけのオクタゴン(八角形という意味)と呼ばれるダニーデンの街の中心部を歩いて見ることにした。
ところがこの八角形というのは厄介なもので、目的地に向かって道を曲がったつもりで歩いていると、目的地はどんどん離れて行ってしまう。2回角を曲がって初めて向かおうとした方向に行くことが出来るのである。
そんな訳で行きたいと思っていたセントポール大聖堂に着く頃には朝食の時間が近付いていた。その時に街中で出会ったツアーのメンバーからもホテルの方向を聞かれ、やっと方向が理解出来掛けたところだったのでここを真っ直ぐ行くとホテルの前に出ますよと教えてあげる事が出来た。
ところがこの八角形というのは厄介なもので、目的地に向かって道を曲がったつもりで歩いていると、目的地はどんどん離れて行ってしまう。2回角を曲がって初めて向かおうとした方向に行くことが出来るのである。
そんな訳で行きたいと思っていたセントポール大聖堂に着く頃には朝食の時間が近付いていた。その時に街中で出会ったツアーのメンバーからもホテルの方向を聞かれ、やっと方向が理解出来掛けたところだったのでここを真っ直ぐ行くとホテルの前に出ますよと教えてあげる事が出来た。
ホテルを出て1回曲がった所にある広場
大聖堂とはずれた角度の方向にあったクィーンズガーデン
朝食時間になったのでホテルの方向に向かい、最初の広場へと戻ってきた
7時からの朝食には15分ほど遅くなった
この日の予定はクライストチャーチ17時40分発の飛行機で南島を離れ、1時間20分かけて北島のオークランドまで行くのが最優先。その国内線の搭乗手続きのため、遅くても16時半にはクライストチャーチに到着したいと添乗員は言っていた。
8時にホテルを離れ、まず行ったのがボールドウィン・ストリートというギネスブックに載っている世界一急な坂道。傾斜角19°、35%の急勾配の区間が70mほど続く。道路全体でも350mの区間が70m上がっており平均の勾配が20%になる。
8時にホテルを離れ、まず行ったのがボールドウィン・ストリートというギネスブックに載っている世界一急な坂道。傾斜角19°、35%の急勾配の区間が70mほど続く。道路全体でも350mの区間が70m上がっており平均の勾配が20%になる。
35%の急勾配 両脇の家を見ると勾配の大きさが理解できる
上から覗くとこんな感じ
ダニーデンを離れ次に向かったのは1時間ほど離れたモエラキの海岸。恐竜の卵と言われる不思議な丸い石がごろごろと転がっていて、モエラキ・ボールダーズと呼ばれている。
直径1m、重量2tほどの丸い石は地質学的には6500万年前に形成された亀甲石凝固で、真珠が出来る時のように核となる微粒子の周囲に水晶化したカルシウムと炭素物質が徐々に集積し、約400万年の歳月を経て形成され、約1500万年前に隆起し、その後浸食されたりして丸く残ったという。なんとも不思議なことがあるものだ。
本当に見た人がいないわけであり、恐竜の卵の化石と呼ばれているのも納得できる、摩訶不思議な物体である。
直径1m、重量2tほどの丸い石は地質学的には6500万年前に形成された亀甲石凝固で、真珠が出来る時のように核となる微粒子の周囲に水晶化したカルシウムと炭素物質が徐々に集積し、約400万年の歳月を経て形成され、約1500万年前に隆起し、その後浸食されたりして丸く残ったという。なんとも不思議なことがあるものだ。
本当に見た人がいないわけであり、恐竜の卵の化石と呼ばれているのも納得できる、摩訶不思議な物体である。
太平洋側の海岸線に沿って北上する
モエラキの海岸に打ち上げられた恐竜の卵の化石???
孵化する直前にひび割れし始めた所で化石となった???
それとも巨人たちが泥団子を作って合戦をしようとしたところ???
駐車場には僕の青春時代にはやっていたギャランやシグマが現役として使われていた
モエラキの海岸から30分ほど走ってオマルー(オアマルともいう)の街で下車観光となった。オマルーは18世紀にヨーロッパ人が訪れ、19世紀には捕鯨船員らが入植し始めた。
石造りの街を観光という触れ込みで訪れたが、この日はヘリテージディという入植時の衣装での祭りが行われていて、スコットランド風のバグパイプの音楽が流れ古式豊かな衣装の人々が集っている所に遭遇し楽しませてもらった。
石造りの街を観光という触れ込みで訪れたが、この日はヘリテージディという入植時の衣装での祭りが行われていて、スコットランド風のバグパイプの音楽が流れ古式豊かな衣装の人々が集っている所に遭遇し楽しませてもらった。
オマルーの街の入口に建つアングリアン教会
ワイタキ郡議会の建物
付いて行くと色々な衣装を付けた人たちが集り、踊っていた
貨物の引き込み線のようなハーバーサイド駅に客車が入ってきた
日本人の留学生なのか古風な衣装をまとった女性も参加していた
オマルーを11時に離れティマルという街のグロスベンナーというホテルのレストランで昼食となった。隣の会議室では子供を含むゲストが何らかの会議をやっていたのだが、その隣に並べられたテーブルでの食事で、どう間違えたのか一人分席が足りず隅の小さなテーブルに2人分の席を追加してもらっての食事となった。
テーブル上の中国風な絵と言い、その部屋の隅のトイレの内装と言い変わった雰囲気のレストランであった。
テーブル上の中国風な絵と言い、その部屋の隅のトイレの内装と言い変わった雰囲気のレストランであった。
ホテルのレセプション
テーブル上の照明にぶら下がっていた中国風な絵 なんとなく色っぽい
部屋の隅にあったトイレの入口
男性トイレの入口と、用足しが終わって振り向いた時にドキッとさせられた壁の絵
食後旅程表に「ティマルの庭園を見学しながらクライストチャーチへ」と書かれていたのだが、添乗員さんが運転手に問い合わせたのだが良く分からないような雰囲気。結局街の中心部にバスを停めて散策した後、キャロライン・ベイ・パークという公園に連れて行かれた。
ティマルの街中で下車観光
キャロライン・ベイ・パークは芝生の先にコンテナが積まれた港湾公園だった
粛々とコンテナの荷役作業が行われていた
ティマルを出てからクライストチャーチの空港に向かうまで、、テカポ湖に向かう時に通ったというアシュバートンの街でトイレに寄ったり、道端で羊と写真が撮れる場所に立ち寄ったりして、16時にクライストチャーチの空港に到着した。
アシュバートンの街で公衆トイレに立ち寄る
アシュバートンの街のインフォーメーション
道路際まで羊が放牧されている場所でバスストップ
危険を察知した親羊は子羊を連れて道路際から離れた
=つづく=