ニュージーランド旅行記 4日目の1 (2015.11.10)

海外旅行をすると必ずと言っていいほど付きまとわれるのが時差。例えばヨーロッパなどへ西へ向かう時には時計が遅れる方向だから行く時にはさほど苦労はないのだが、今回のように東に向かい日本よりも数時間早い時には例え目覚ましがセットしてあっても朝起きる時がつらいのである。
4日目のこの日はモーニングコールが6時で、7時朝食、7時45分にバスに乗って出発の予定であった。前夜にフェースブックをアップしてコメントを付けたりしていて、変な時間にうたた寝をしたり、また眼が冴えて起きていたりしたものだから、モーニングコール前には完全に目覚めてしまった。それでも日中に観光があるつ思えばぎりぎりまでベッドに入っているのだが、4日目は船に乗って南島に渡りそこから一日中列車で移動するだけだから日中は何時でも眠ることが出来るという思いもあり、折角首都ウェリントンまで来ていてどこも見ずに離れるのは辛いと思い朝食前にホテル近くだけでも散歩しようと出掛けた。

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帰国後GoogleEarthで確認すると、もう少し行けば港まで行けたのに残念

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朝6時過ぎホテル前 ホテルは坂の途中に建っていてこの写真より左下に宿泊階がある

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ホテルを出て上がってみた所には、さすがにラグビーの国と思わせるようなグラウンドがあった

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再びホテル前の通りに戻ると、目の前には急坂が下っていた

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写真では傾斜を感じないので、ホテル近くに路上停車していた僕たちのバスをパチリッ

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さらに坂道を進むが通勤時間前なので人通りは少ない

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繁華街の中心部に向かう道を曲がってみた Sushiの看板を掲げる店があった

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さすがに日本に似た島国 海の幸を扱うレストランが軒を連ねる

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中心部には水を汲み上げては下に落とすオブジェが朝っぱらから動いていた

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7時前にはホテルに戻ろうと坂道を登っていたら、反対側から朝陽が射してきた

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ホテルに戻り、マフィンと温かいもので朝食

ホテルを7時45分に出て15分ほど離れたフェリー乗り場に向かう。バスを降りた所でポーターを探してスーツケースを預けると、船から列車を経由して、夜クライストチャーチに列車が到着するまで届けてくれるということであった。
北島と南島を結ぶカーフェリー・インターアイランド号。この日は乗る人が少ないので通常のツアーで付いている20ドルの食事クーポンを35ドルに増額して支給してくれるという情報が前日に船会社からあった。しかし実際に乗り込んでみると船の中はごった返していて身動きできない有り様。昨日の情報は何だったの?

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フェリー乗り場に到着 スーツケースは持たずにターミナルに移動

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乗船チケットと船のルートマップを貰う

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船に乗り込んでみると中はごった返していた

最上階の9階デッキに上がり、ウェリントンの坂の多い街を眺めながら出航の時を待つ。9時に船は港を離れ、港内で旋回した後南島へと向かう。デッキを抜けて行く風は冷たく、まるで青函連絡船のようだねなどと言いながら竜飛岬ならぬ南島の岬を見送ると、船はやがて外洋へとでっていった。

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9階デッキに出てウェリントンの街を眺める

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9時ちょうど、船は桟橋を離れた

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先ずは後退して行くと、先に大きなクルーズ船が接岸していた

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港内を旋回しウェリントンの波止場を出て行く

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竜飛岬ならぬバーレットリーフを通り過ぎると外海へと出て行く

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デッキにあった航路地図 北島と南島は東西に挟まれて海峡があるのだね

各自が35ニュージランドドルずつもらった船内で使える(船内でしか使えない)クーポン。昼食は各自で船内で食べるようにと言われても、寿司ロールが7.6ドルでサンドウィッチが8ドル程度では使いきれないよ。僕なんかまだ一人だから良いけどご夫婦で70ドルじゃなおさら困るよね、などと心配していたが、皆さん午後から乗る列車の中で食べるスナックや船中で飲むビールなど、何とか帳尻を合わせたようで。

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船内の売店 ビール・ジュースの飲料にサンドウィッチやケーキも豊富に

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アイスにコーヒー、寿司ロールにサンドウィッチ、あとはお土産???

11時を過ぎると船は穏やかな南島のフィヨルドの中に入ってきたが、デッキでは相変わらず冷たい風が吹き抜けていた。
12時半過ぎ、船はピクトンの港に着岸した。

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南島のフィヨルドの中に入ると海面は穏やかになったが相変わらず風は冷たかった

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フィヨルドの中はヨットなどの帆船も行きかっていた

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右前方にピクトンの港が見えてきた

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港で旋回し桟橋へはバックで入って行く

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いよいよ着岸

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ピクトンの港ターミナルです

=つづく=