ニュージーランド旅行記 3日目の2 (2015.11.9)

トンガリロ国立公園は1894年に国立公園になっている。世界的に見てもアメリカのイエローストーン国立公園やオーストラリアのロイヤル国立公園、カナダのロッキー山脈国立公園などに次いで歴史が古く、ヨーロッパでは20世紀になってからやっと国立公園が制定されているのである。初期の頃の目的は山岳地域の貴重な自然保護のためであった。現在の基準で考えるならば世界(自然)遺産ということになる。
トンガリロ国立公園内にはルアペフ山(2797m)、ナウルホエ山(2291m)、トンガリロ山(1869m)という三つの活火山があり、マオリ族の信仰の対象であり文化と自然の世界複合遺産となっている。
最近では1995、96、2007年に噴火している。公園内のビジターセンターに行くと1995年の噴火と火砕流の様子をビデオで見る事が出来る。

タウポ湖を出てトンガリロ国立公園内にあるトンガリロシャトーホテルに昼食を食べに訪れた。

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トンガリロシャトーホテルの駐車場から見たルアペフ山と富士山と似た稜線のナウルホエ山

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トンガリロシャトーホテル 後方に雲の掛かっているあたりにトンガリロ山がある

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ビュッフェスタイルの昼食

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昼食後ホテル裏手のビジターセンターに行く時にトンガリロ山を眺めたがやはり雲の中

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国立公園のビジターセンター

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センター内にある3つの火山の鳥瞰ジオラマ

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センター内にあったキーウィの剥製 ボタンを押すと(何故か雄だけ)鳴き声を聞ける

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ホテルを離れる時に車窓から見てもルアペフ山とナウルホエ山の頂上は見えなかった

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こちらはトンガリロ山

ニュージーランドの北島にはタラナキ山(2518m)というとても富士山とよく似た山があって、トムクルーズ渡辺謙の出演した「ラストサムライ」の背景として使われていた。
ただ北島でも南西部にあるため今回のツアーでは訪れなかったが、添乗員さんがひょっとしたら南島からオークランドに戻る時に飛行機の上から見えるかもと言っていたので注視していたが、帰りはずっと雲の上を飛んでいたので見る事が出来なかった。

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あるホームページから拝借したタラナキ山

トンガリロ国立公園から北島南部の首都ウェリントンまでは約340km、5時間ほどのロングドライブとなった。

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人口の多い都市から離れてようやく羊の群れが見えてくるようになった

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タイハピという19世紀からある街の鉄道駅近くでトイレ休憩

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道を隔ててこちらにはキリスト教の教会があり

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道向かいには尖塔こそないもののイスラム教のモスクがあった

レビンという街のスーパー前でバスを停めて皆が買い物とトイレ休憩に行っている間のこと。運転手のトーメックさんがバスを降りて反対側車線にある大きなスーパーの駐車場でトイレを探していたら、良かったらトイレまで乗って行かないかとタクシーの運転手に声を掛けられ、只で乗せてもらったという嘘みたいな話で盛り上がった。

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レビンという街のスーパー前でバスを停めて買い物とトイレ休憩

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ニューワールド・レビン店で買い物のついでに1つしかないトイレに順番に駆け込んだ

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トイレの順番待ちの間に花屋の店先をパチリッ

19時近くなりサマータイムなのでようやく西日が傾きかけた頃、北島の南西部の海岸線に出た。
その後首都ウェリントンに入ったのは19時半近く。国会議事堂近くの戦没者慰霊碑の前で記念撮影をし、この日のホテルに到着した時には20時になろうとしていた。

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19時近くになり北島南西部の海岸線に出た 今日は一日こんな席から車窓を眺めていた

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海岸線の水の色は綺麗

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ウェリントンの街近くではレガッタの練習をする姿があった

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高いビルに挟まれた戦没者慰霊碑の前で記念撮影

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こちらがニュージーランドの国会議事堂

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下車しての写真撮影は1箇所だけ あとはホテルを目指して街の中を走る

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この日のホテルはメルキュール

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添乗員さんがチェックイン

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この日泊った部屋

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夕食はホテル内のレストランで

=つづく=