ニュージーランド旅行記 2日目の2 (2015.11.8)

オークランドに着くとすぐにバスに乗り最初の目的地ワイトモまで約200kmの移動である。ニュージーランドで最も長いワイカト川に沿って南下して行く。
ニュージーランドといえば羊の国というイメージで来たのに、現在では牛の放牧が主力で輸出に適した港や人口の多い都市の近郊では牛乳や乳製品、それと世界中で唯一狂牛病を出したことのない牛肉は、羊よりも収入が多いことで拡大の一途なのだとか。今や羊の国ではなく牛の国なのだという。
また車窓から見えるワイカト川を始め豊かな水資源のニュージーランドでは国の電力の主力は水力発電で、それに火力と地熱が続き、日本と同じように地震の多い国なので国民の総意で原子力発電は採用しないことになっているそうで、これは前に行ったことのあるアイスランドでも同様の考えであった。

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この日はオークランドを出てワイトモからロトルアへと360km移動する

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空港を出て最初に目に入ったのが宣教師の木と言われるノーホークパインツリー

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羊の国というイメージで来たのに車窓には緑豊かな地で草を食む牛の姿が

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12時に最初のトイレ休憩 ワイカト川の岸に建つ火力発電所

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最初の休憩でジェラートを食べてニュージーランドドルを始めて使用

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休憩後なおもワイカト川に沿って進む

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この国では滅多に走って来ない列車のために車が一時停止する必要はない

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オークランドを出てから羊の姿を見かけてない この国は牛の国なのだ

オークランドを出て3時間、ワイトモの地熱発電所近くのBBQレストランで昼食となった。事前にバスの中で牛か羊か鶏かムール貝かの希望を取って連絡しておいたので到着してすぐに昼食になった。ペペロンチーノのスパゲッティがピリッと辛かった以外はまあまあの味であった。

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ローズランドというレストランでBBQの昼食だった

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ニュージーランドで最初の昼食にはビーフを選択 ペペロンチーノは辛かった

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庭で咲いていた花たち 南半球のニュージーランドは春になったばかり

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緑豊かな庭に色鮮やかな雄鶏が放し飼いになっていた

昼食のあとはワイトモ鍾乳洞に行き土ボタルの鑑賞。洞窟内は写真撮影のため出口にあった看板をパチリッ。前にオーストラリアに行った時にも土ボタルを見たことがあったが、今回は幻想的な光が天井いっぱいに広がっていて素晴らしかったが、空飛ぶホタルと違って明滅しないので、まるで天井に今はやりの青色LEDを埋め込んだかのようであった。

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ワイトモグローワームケーブのビジターセンターから入場

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ニュージーランドが発見された当時はシダ類が生い茂っていたという

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洞窟内の川をボートに乗って土ボタルの鑑賞

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洞窟内は土ボタルの発光を保護するため撮影禁止なので出口にあった看板をパチリッ

ワイトモを出てから今度は約160km離れた温泉の街ロトルアに向かった。到着後ロトルア博物館前でバスを降りて写真撮影。近くから温泉特有の硫黄の匂いが漂って来ていた。
そして直ちにホテルに向かいチェックインとなった。

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ワイトモからロトルアに向かう途中ケンブリッジ方面に向かう

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土曜日とあって観光客や地元の人で賑わうロトルア湖畔をバスで通る

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ロトルア博物館前でバスを降りて写真撮影

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近くで温泉が湧いており硫黄の匂いが漂っていた

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18時20分、この日宿泊のリッジスホテルに到着

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添乗員さんがレセプションでチェックイン

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この日泊った部屋

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サマータイムを採用しているので19時前でもまだ充分明るい

この日の夕食は「ハンギ」という蒸し料理と、その後に行なわれるマオリ族のディナーショー。マオリ族の歌と踊りに参加者も引き込まれ盛り上がった。

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チキンとラム肉、そしてムール貝の蒸し料理 ビールはエキスポートゴールド

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マオリ族の若い男女による勇壮な歌と踊り

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参加者に踊りの振り付けを教える

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最後はステージに上がって舌を出してマオリ族のように踊る

=つづく=