兄妹会2015・日光鬼怒川の旅 (2015.9.13-15)

例年この時期に行なっている兄妹会。今年は僕に幹事が回ってきて、5月連休の時点で日光鬼怒川方面のホテルを予約した。
しかし出掛けようかという週になって東海地方を台風19号が通過し、通過後に台風のコースとは離れた栃木県の鬼怒川流域で強い雨が降り続き、下流茨城県常総市が堤防決壊などの被害をこうむった。それで一度はキャンセルすることも考えたのだが、前日にホテルに確認すると道路事情は全く問題ないということなので、結局出掛けることにした。
僕自身日光は30歳頃に職場の積み立て旅行で出掛けて以来、実に約35年ぶり。しかし今年はゴールデンウィーク前に足利の植物園に行ったので、立て続けの栃木県への旅行となった。
妹二人は新潟県と千葉県に住んでいるので、静岡県西部に住んでいる僕が最も長距離移動となり、東名→圏央→関越→北関東→東北→日光道と高速道路を乗り継いで行くことに。13日は雨模様の中7時半頃に家を出て、13時過ぎに日光道今市ICを出て日光江戸村に着いた。
ところがこのテーマパークは入園料が馬鹿高い。下の妹夫婦みたいに朝の開園から入場出来れば元は取れるのだろうが、午後もだいぶ過ぎてから入園したのでは、JAFなどの割引料金を適応しても割が合わないのである。結局2時間程度で3つ、4つ催しものを回るのがやっとであった。

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13時半に日光江戸村、江戸ワンダーランドに到着

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手形改め処 すなわち入園改札

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園内にはちょんまげ姿の侍や昔の衣装をまとった子供たちが見受けられる

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松屋で花魁とのお大尽遊びに興じる一般参加者を観る

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歪んだ建物の忍者怪怪屋敷

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忍者怪怪屋敷に入り平衡感覚が目茶苦茶になる

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優雅な動作で華やかに練り歩く花魁道中を見学

日光江戸村からこの日の宿泊を予約してある鬼怒川温泉ホテルまでは10分ほど。1年ほど前にポータブルナビを買ったのだが、日頃はあまり使っていないので操作ミスしたり、バスのあとについてルートを外れてしまいリルートしますのアナウンスも流れる。最後は目的地に近付くとナビが案内を止めてしまい、鬼怒川観光ホテルだの鬼怒川プラザホテルだの紛らわしいホテルの看板も目に入り、ようやくホテルに辿り着いた。
新潟県から来た妹夫婦は、日光江戸村の入園料があまりに高過ぎるのでと入らずにホテルに直行。ようやくここで全員が揃った。
風呂に入り18時から夕食。美味しいものを食べたり、下戸の僕以外は大いに飲んで盛り上がっていた。

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鬼怒川温泉ホテル…14日出発前に撮影

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夕食の料理 下戸の僕は中ジョッキ1杯で真っ赤に

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この日のメニューは刺身、鮎の塩焼き、陶板焼ステーキなど

2日目は全員で日光東照宮に行き参拝。家康の没後400年でもあり特別展示として大猷院金閣堂で家康の位牌の公開や東照宮五重塔の免震のための心柱の特別公開などをやっていた。また輪王寺の三仏堂や東照宮の陽明門など改修工事中の建物も多かった。
そんな中東照宮の一番奥にある家康の墓所への登り降りの階段が見た目に比べきつかった。


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3代将軍家光の墓所のある大猷院 階段の上が仁王門

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仁王像 左の吽の像が那羅延(ならえん)金剛 右の阿の像が密迹(みっしゃく)金剛

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大猷院の中央の階段の上にある夜叉門

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夜叉門に祀られている 左上・毘陀羅、右上・阿跋摩羅、左下・犍陀羅、右下・烏摩勒伽

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唐門 この奥の金閣殿にて尼僧の説明があり、今は家康の位牌が公開されている

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大猷院の一番奥まった所にある皇嘉門 この後ろに家光の墓がある

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東照宮の入口 奥に見えるのが石鳥居

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五重塔 中には黄金に塗られた心柱がある 右は免震構造の説明板

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表門に飾られている仁王像

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神厩舎 三猿(見ざる・聞かざる・言わざる)の前でポーズをとる外国人観光客

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陽明門は改修工事のため覆われていた

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様々な彫刻が施されている唐門

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奥の宮への入口には左甚五郎の作と言われる有名な眠り猫が飾られている

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家康の墓所へと繋がる急な石段


日光東照宮を出たところで一旦解散。新潟県から来た妹夫婦は前日関越道の沼田ICから戦場ヶ原経由で日光に入ったということで、僕たちが東照宮の後で行きたかった華厳の滝には行かないということで、渡良瀬渓谷経由で帰路に着いた。
一方千葉県に住む妹夫婦の方は東照宮を出る時に相談したわけではないのに、いろは坂を通って華厳の滝の駐車場でばったり。この日は小雨が降ったりやんだりで、華厳の滝も霧がかかっていた。それでも霧が風に流されて滝全体が見える瞬間もあった。

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華厳の滝 霧がかかっていて全体が見えていない

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風邪が流れてかろうじて滝全体が見えた

華厳の滝で千葉県に住む妹夫婦とは別れ、ここからは前日新潟の妹夫婦が通った道を逆に沼田ICへと向かい、この日予約した磯部温泉のホテルを目指した。

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戦場ヶ原の展望台

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群馬県沼田市近くの吹割渓谷

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東洋のナイヤガラという別名がある。

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18時に磯部温泉の桜や作右衛門に到着

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19時から夕食 この日はグラスビアーを注文した

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夕食はサーモンの刺身と焼き物、湯葉鍋など

3日目は妻が前から行きたいと言っていた世界遺産になった富岡製糸場に立ち寄って、帰途に着いた。


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磯部温泉会館の入口にある雀の車止め 磯部温泉は舌切雀の民話の宿


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火曜日にもかかわらず非常に大勢の人が押し掛けていた