エジプトツアー 5日目の1 (2015.3.26)

久々に朝のんびりできた。前日船に乗り込んだのは遅かったのだが、夕食を食べてからラウンジで行われていたヌビアショーを覗いたけれど、早々に部屋に入りシャワーを浴びたらすぐに眠りに着いた。
昨日はアスワンから船に乗り込んだのだが、多分明け方までそのまま停泊していて、早朝になってこの日の寄港地であるコム・オンボに向かったようである。アスワンからコム・オンボまでは直線で40kmほど、8時半頃神殿脇の船着場に着いた。

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朝目覚めて屋上のデッキに出てみると船はゆっくりと下り始めていた

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デッキにはバースペースがある

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船尾に回ってみる

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こちらは船首側にあるプール 朝の陽射しを受けてみんなのんびりしていた

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ビュッフェスタイルの朝食 旅行社が依頼した和食のプライベートコーナーもある

コム・オンボ神殿の脇に船が停泊するので、この日の午前中は歩いての観光である。コム・オンボ神殿はプトレマイオス王朝期のBC332年に建設され、有名なクレオパトラ7世のBC32年まで続く。
コムは丘でオンボは金という意味なので金の丘ということ。コム・オンボ神殿に祭られているのは、太陽と月を両眼に持つ隼の姿をしたホルス神とワニの頭をしたセベク神の2神。この2つの神を神殿の中に左右対称に祀っている。
また近くでワニのミイラが発見され、博物館が併設されている。

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8時半「AMWAJ号」はコム・オンボ神殿脇のの船着場に接岸した

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船を降りて歩いて神殿へ向かう

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コム・オンボ神殿とクロコダイル博物館の入場券

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コム・オンボ神殿 正面に回ると入口が2つあることに気付く

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入口上部のレリーフにはまだ全盛時の色も残っている

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神殿に入った左側裏の戴冠式レリーフ 左から2番目はワニの頭をしたセベク神の姿

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上のレリーフと対象の位置にある戴冠式レリーフにはホルス(隼)神の姿とトト(朱鷺)神も

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その隣にあったクレオパトラ3世or4世の戴冠式レリーフ

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内庭の回廊から見た神殿の裏側

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最深部の周壁にあるレリーフを指して説明するガイドのモーセ

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何やら外科的な医療器具が彫られている

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周壁を回りながら重要なレリーフを順番に説明していく

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このレリーフ中央が神殿の中心 右側(神殿正面からは左)にホルス神その対面に破壊されたセベク神

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ライオンのレリーフ

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象形文字で説明か加えられている 右側下部に精液の量が王の繁殖力の強さを表す

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神殿を出て左手の建物がクロコダイル博物館だった

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ワニのミイラを展示用に作ったもの

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実際に発見されたワニのミイラ

コム・オンボ神殿の見学を終えて10時ちょっと前に船に戻った。その後はラウンジに集合して現地ガイドのモーセンが用意してきたエジプト綿のTシャツやポロシャツの商談会。背中や胸に象形文字で自分の名前や土産をあげる人の名前を刺繍して貰って$15or$20となかなかしたたかで商売熱心。僕は妻と自分用に各1枚。他の人の中では留守家族用に7~8枚買っていた人もいた。刺繍して仕上げたものは翌日夕方船に届けてくれるとのこと。
その後昼食まで船内を散策したり、休憩したり。僕も日本でレンタルしてきたWiFiが部屋では入って来る電波が弱いので、デッキに出てfacebookのアップをしたり、メールチェックをしたりして過ごした。

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下船時に渡されたカードを乗船時に返すことで人員の管理をしている

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乗船前に船首側をパチリッ

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メンバーはラウンジに集合

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ガイドのモーセンが用意してきたエジプト綿のTシャツやポロシャツの見本に触って思案

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レセプションに掲示されている船内案内 実際は下が1階で上が4階、その上がデッキ

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まずは2階のレセプション

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3階中央の両側に各居室 僕の泊ったのは一番手前の左側の部屋

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1階まで降りて行くとレストランがある

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昼食 デザート+アイスクリームも

=つづく=