フィンランド・オーロラツアー 6日目 (2015.1.22)

前夜は19時頃から30分くらいの間素晴らしいオーロラも見れ、その後のオーロラウォッチングや湖の上でも静モードになったがオーロラはずっと出ていた。僕は湖からは早めに戻りホテル脇の林でオーロラを眺めたものの、夜中の時間帯は観察を中断して仮眠を取って目覚めれば外に出てということを繰り返していたが、明け方には雪が降り出したため結局カメラをセットすることもなかった。
今回の○○ツーのツアーではユッラス滞在中の3日間、いずれも日中にオプショナルツアーが設定されていた。ツアー4日目にはスノーシューハイキングが予定されていたが参加申込者が少なく催行されなかった。5日目はハスキー犬サファリがあり15~6人の申込者がいて催行されたが、僕は参加しなかった。そして6日目のトナカイ牧場のツアーがあり、僕は日本出発前にこのツアーを申し込んでいた。
オプショナルツアーの出発が10時ということだったので、朝食は9時ごろホテル2階のレストランで取った。そして10時にバスに乗り込み約1時間かけてトナカイ牧場まで行った。参加者は16名。添乗員は参加せず、現地に行けば日本語が話せるガイドが付くということだったがそんな人はいなくて、結局参加者の中で英語が少しは理解できるということで僕が現地での取りまとめを担当させられる羽目になってしまった。今回のオーロラツアー参加者の中には英語ペラペラの元海外勤務者もいたのだがこのオプショナルツアーには参加していなかった。
牧場に着いて、いきなりランチを食べてからトナカイのそりに乗りましょうとのこと。オイオイ、今遅めの朝食を食べたばかりだぜ! 結局最初にこの牧場の中にもあるスノービレッジに案内されてから昼食を食べにレストラン代わりのロッジに行くことに。

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ホテルでビュッフェスタイルの朝食 毎日ラインナップは変わり映えしない

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9時55分にロビーに集合しバスに乗って出発

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10時、ホテルを出発

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約1時間かけてトナカイ牧場に到着

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まずはトナカイさんがお出迎え

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昼食には少し早いので、スノーヴィレッジにご案内 ここはスウィートルーム

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スノーヴィレッジにあるレストラン 今日はここで昼食ということではない

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トナカイそりの看板

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前日のオプショナルツアーのハスキー犬のそりも同じところだったの?

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少しは歩いたのでお腹も空いたかな? 昼食のロッジにご案内!

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昼食はトナカイ肉の入ったスープとパン 飲み物はホットクランベリージュース

昼食後はトナカイの曳くそりで3kmのコースを1周。ここに来る前の未確認情報ではトナカイは勝手にそりを曳いてコースを回って来ると説明していたが、実際は先頭に係の人が付いて回って行くので人間の歩く速度で1周することになるので約45分で1周したことになる。
参加者が16人なので8人ずつ2回に分けて回るのかなと思っていたら、最初のそりは5台曳きで10人が乗って出発した。
残った人たちは200年前にホテルだったという建物で古い時代の生活用品などを見せてもらい、その後その頃の写真を歩をーポイントで見せてもらったりした後、外に出てトナカイの餌付けなどを行った。
そうこうするうちに先発隊が戻って来て交代となった。

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先発隊がトナカイのそりで出発

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200年前に建てられたホテル内部の古民具の説明 コーヒー豆を煎る

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コーヒーミルや食器類が並ぶ

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外に出てトナカイの餌付け 苔を食べさせる

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先発隊が戻って来たので交代でそりに乗り込む

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3台のそりの真ん中のそりに乗り出発

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後ろから1台付いてくる

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10分ぐらい歩くと休んで道脇の新雪に頭を突っ込んで食べているが水分補給?

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トナカイは歩き終わると糞を排泄しおしっこをした

15時ちょっと前でトナカイ牧場の滞在は終わりホテルまで戻った。この夜は20時45分からスノーモービルに曳かれたそりに乗ってロッジまで行きオーロラ観測をすることになっていたので、とりあえず部屋に戻りサウナに入ってリラックス。
18時頃にカップ麺で夕食とし、その後カメラを持って外に出てみると日中降っていた雪もあがって星が見えるようになっていた。ホテルの前で空を見上げるとダイヤモンドダストがキラキラと舞っていてきれいだったので、ホテルのロビーにいた人たちに声を掛けたのに無反応。北海道から来た人にはダイヤモンドダストくらいでは珍しくもないのか???
その後1時間近くカメラを構えていたが、この日はオーロラの気配がしない。ホテルのロビーに戻ると添乗員がインターネットでオーロラ予報をチェックしていたので、サイトのアドレスを教えてもらった。

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ホテルを出て空を見上げるとキラリキラリと落ちてくる光の筋が ダイヤモンドダストである

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脇の林まで行ってみると雪も上がって星が出ていた

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ホテルのロビーの照明

スノーモービルはトナカイなんかよりもスピードが速いから体感温度が下がるはずと、初日に暑くなり過ぎるからと自分が持ってきた防寒着にしていたのを折角の4日間借りたのだからとレンタル品を着ることにした。ホテルの部屋で着替えている内に幾つかレンタル品の良い所が判って来て、これならば最初に何回か試着し直して見れば良かったなと反省。
20時45分スノーモービルの出発時間に合わせてみんながロビーに集まってきた。その頃には空にはまた雪がちらつき始めていた。フルフェイスのヘルメットをかぶり4台のそりに乗り込みロッジを目指す。30分ほどでロッジに到着。
ロッジでは温かいクランベリージュースやコーヒーのサービス。さらに屋外でソーセージも焼いて食べさせてくれた。雪が降り続いているのでオーロラを見ようとする人もいない。1時間程度ロッジに滞在してまたホテルに戻ってきた。

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雪の降る中4台のスノーモービルに曳かれた8人乗りのそりでロッジを目指す

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ロッジの中では薪を焚いてお湯を沸かしていた

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薬缶で沸かしたホットクランベリージュースを注いでくれた

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匂いの強いソーセージは雪が降る中屋外に出て焼いてくれた

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ロッジに滞在中、雪はずっと降り続けていた

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ヘッドライトで照らし出された林の中を通り抜けて行く いつしか雪はあがったみたい

ホテルに着いた頃には雪は上がっていたが上空には雲があるようだった。ホテルの一角でしか見られなかったダイヤモンドダストはホテルの前庭全面でちらつくようになっていてキラキラと綺麗だった。
オーロラは前日見たし、この日は雲がかかっていてオーロラは出そうもないからと、翌日の荷物を纏めてからサウナに入り、早々に寝ることにした。
それでもオーロラをもう一度見れたらという思いがあって、朝の4時過ぎに起き出し窓の外を伺ってみると雪は降っていないようだが空模様は判らない。PCを立ち上げ先ほど添乗員に教わったオーロラ予報を見てみると、フィンランド上空にはオーロラがかろうじて残っているようだ。どうせ帰りの飛行機は寝て行くだけだからと起き出し、残り2時間ほど外に出てみた。
しかし外は降ってはいないものの必ずしも星が見えているわけではない。ホテル近くの林に出て6時までカメラを構えていたが、結局オーロラの気配もないまま時間切れとなった。

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オーロラ予報を見てひょっとしたらと外に出てみることに(写真は事後キャプチャー)

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ホテル脇の林に出てみたが空には一面雲がかかっていた

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雲の合間に星らしき光も見えるがとてもオーロラを見れそうにない

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午前6時ついにギブアップしてホテルに戻った

=つづく=