JR東海さわやかウォーキング・磐田 (2015.1.10)

今年最初のJRさわやかウォーキング。今回はJR東海道本線で掛川駅から西へ3番目の磐田駅を起点に行なわれた。
磐田は旧東海道で28番目の宿場町である見付宿のあった所で、僕のこのブログの東海道・小間切れ53次の見付宿のページでも紹介しているし、昨年の5月にはこのJRさわやかウォーキングでも歩いている。
またジュビロ磐田でも知られているサッカーの町なのだが、昨年はJ2で4位に甘んじ、J1復帰をかけたプレーオフでも敗退して、今年は再びJ2で戦わなければならなくなった。かつては中山、藤田、名波などを要して王者として君臨していたのだが、今年は契約切れで前田を始め多くのレギュラーが他のチームに移籍してしまい、よほどの頑張りがないとJ1に戻ることも夢となりそうな気配濃厚である。

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JR東海磐田駅のウォーキング受付でこの日のコースマップをもらう

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今日のコースマップ

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最初は磐田駅を出てジュピロードを北上する

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天平のまち」の建物前にあるジュビロのマスコット

最初に立ち寄ったのは府八幡神社。前年のさわやかウォーキングの時に引き続き楼門が復元工事中であった。

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最初に立ち寄った府八幡神社入口の鳥居

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楼門は寛永12年(1636年)の建立以来初となる修復作業中で覆われていた

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八幡神社の拝殿

八幡神社を出てさらに北上すると国道1号線をまたぐ歩道橋に出る。前回のウォーキングではここを渡ってから右に曲がって東進したのだが、今回は歩道橋を渡ってさらに直進し旧東海道の見付宿を通る。

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国道1号線をまたぐ歩道橋の先を直進する

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見付宿の西端にあたる西木戸のモニュメント

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案内板には東西の入口にそれぞれ木戸があったと書かれている

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見付宿通りに出たら右折し東進する

今回のウォーキングでは見付宿の老舗の菓子屋さんで試食が出来ることになっていたのだが、一軒目の「又一庵」では早々に品切れになっていた。「きんつば」が有名な店なので一口だけでもと期待していたのに残念であった。頭の中で「1000人以上来るのが判っているのに、どうしてもっと多く用意しておかないのかな!」と悪たれ口を吐きながら先に進み、次の「井口製菓」の店へと入る。ここでは小さく切ってはあるものの「あわもち」が十分に用意されており爪楊枝で一切れ食べた。中には立ち止まって何切れも食べているご婦人もいて、「オイオイそれでは試食じゃないだろう!」と心の中でダメ出しを!

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きんつば」が有名な又一庵 一口だけでも試食したかったのに。。。

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道路の反対側は帰り道で立ち寄るからと旧見付学校の前を素通り

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井口製菓 ここは「あわもち」の試食は十分用意されていた

前回のウォーキングでは、せっかくだから一足余計に東木戸のある見付宿の東入口の公園に立ち寄ったのだが、今回はそこまで行かずにマップに書いてあるとうりに見付天神に寄った。
今回のウォーキングにはプレゼントが用意されていて、ウォーキング中に4か所の平仮名を探すという宿題があり、僕自身ではこの見付天神で見つけた平仮名の「ね」が一番最初だと思っていたのだったが。。。

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この横断歩道を渡って見付天神へと入って行く 東木戸へはこの道をさらに進む

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縣社矢奈比売神社と彫られた石碑の立つ見付天神の入口

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見付天神の赤い鳥居 見付天神裸祭りの碑とお狐様の像がある

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拝殿の入口付近にこの日のキーワードの一つ、平仮名の「ね」の文字があった

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矢奈比売こと菅原道真を祀る見付天神の拝殿

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拝殿前には一対の願かけ牛の像が 左が雌で右が雄

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境内で甘酒がふるまわれていた

見付天神を出たら今度は旧東海道を逆に西進し、途中で明治8年に建てられたという現存する日本最古の木造校舎の旧見付学校に立ち寄る。旧見付学校前の見付本通り広場の一角に、2002年に東海道制定400年を記念して建てられた東海道各所共通の道標が建っている。また西に少し行くと脇本陣三河屋の門だけが残されている。

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磐田信用金庫の前にあった旧東海道絵図の見付宿

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明治8年に建てられた旧見付学校 この日のキーワードの二つ目は「ん」

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見付本通り広場の看板と、広場の一角に立っている旧東海道の道標

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脇本陣三河屋の門

見付宿通りの西端まで行くと旧東海道は左折して駅の方に戻って行くのだが、帰りはこの交差点を右折して北側に向かう。この道は車では何度も通ったことがあるのだが、歩いて通るのは初めてである。少し行くと静岡県中遠総合庁舎に出る。ここは静岡県庁の西部地区の庁舎であり、政令指定都市浜松市以外の地域を担当しているので、僕も25年くらい前に家を建てて引っ越した時だかパスポートの申請に来た時だかに訪れた覚えがある。
そこを過ぎると道は左に逸れ、平七稲荷神社の下に昭和14年に建てられた秋葉常夜燈があったので写真に撮っていたら、「こんなところに常夜燈ですか?」と声を掛けられた。「この辺りは秋葉山が近いので旧東海道も含めて常夜燈は多いですよ」と答えしばらく一緒に並んで歩くことに。JRさわやかウォーキングの常連さんで袋井の方で、この3連休にJRさわやかウォーキングは毎日開催されているだとか、去年の正月は愛知県の方まで遠征しただとかいう話をしていた。
そのまま一緒に歩いて行っても良かったのだが、かぶと塚公園への登り道で振り返ったら後方の見晴らしが良かったので写真に撮っている間に先に行ってしまわれた。

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見付宿通りの西端を右折し北へ向かう

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この道は車で通過することが多かったのだが、歩くことで25年前にここに来たことを思い出した

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秋葉常夜燈の写真を撮っていたら、袋井からの参加者に声を掛けられた

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かぶと塚公園への上り坂で登り道で振り返ったら後方の見晴らしが良かった

かぶと塚公園は市営運動公園になっていて、そこを抜けたところを右折して西に向かうと磐田市青果市場に出た。今日のウォーキング用に野菜類を即売していて、丸大根が1個50円だったので珍しさも手伝って買って帰った。夕方天ぷらの付け合わせにおろして食べたら甘くておいしかった。

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地方卸売市場・磐田青果に立ち寄った

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丸大根が物珍しく値段も1個50円だったので買って帰った

さらに行くとライスランドの角に道案内人が立っていて「ここを左折して下さいという」ので素直に曲がってしまったが、もらったマップではライスセンターによるような案内になっていたので戻ってみたが特に何もなかった。
それにしてもこの日のキーワードがまだ2個しか見つかっていないので、どこか見逃したのではとこの辺りでは疑心暗鬼で歩いていた。その結果3番目の試食場所だった「菓子勇」という店も見逃してしまった。
その後、もらったマップに無い中泉歴史公園に寄ったり、西願寺を覗いてみたりして3時間ほどで磐田駅に帰って来た。
最後駅前まで戻ってきた時に「今日のキーワードが見つからなかった」という人の声が聞こえ「僕も2個しか見付からなかったのですが」というと「私なんか1つしか見なかった」という人も現れ、皆でおかしいねといいあっていたら、後ろから来た女性が「最初の頃に「し」と「ん」が並んであったのだけれど」と声をかけてくれた。で結局「し」「ん」「ね」「ん」がキーワードだということになり、ゴールの受付で記念のバッジを手にすることが出来た。

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歴史公園に入る所に弘法大師と十一面観音の祠と田町文殊菩薩の祠が並んでいて

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真っ赤に塗られた田町塩釜神社

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中泉歴史公園の裏側から降りて行く

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こちらが中泉歴史公園の表側にまわったところ

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新しい本堂の西願寺だが大勢の人が立ち寄れる感じではなかった

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ちょうどお昼まで3時間かけてコースを歩いた

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4つのキーワードを答えてもらったバッジ 右の写真は最初の頃に見かけたバッジをたくさん付けた方