カリブ海クルーズ9日目・オプショナルツアー (2014.12.13)

12時にホテルの部屋に入れたものの12時30分にオプショナルツアー「午後の部・世界遺産エバーグレイズ公園ボートツアー(昼食付)」に出かけるために、すぐにレセプションのある2階に降りて来た。オプショナルツアーには約半数しか行かないため、バスは最初に別のホテルに宿泊しているグループの人を乗せてきた。
最初に向かったのはまず昼食で、カジノの2階にあるレストランに案内された。カジノは日本のパチンコ屋さん同様に車が多く停まっていて、館内は禁煙じゃないのかエスカレーターの周りは煙草の匂いが漂っていた。昼食は船内でも食べ飽きた感のあるビュッフェスタイル(現地の日本人ガイドはバッフェと発音していた)だったが、肉料理が充実していてさすがアメリカと思った。

イメージ 1
オプショナルツアーのバスが空港直結のホテルに到着

イメージ 2
空港に並んでいた国旗 日本(JAPAN)はジャマイカ(JAMAICA)と韓国(KOREA)の間にある

イメージ 3
昼食会場に到着

イメージ 4
エスカレーターで2階に 1回はカジノで多少煙草の匂いが漂っていた

イメージ 5
X’masのバッフェは大人16.95ドルとなっていた 旅行社の単価はもっと安いの?

イメージ 6
軟らかいビーフステーキもBBQ味のスペアリブもとても美味しかった

イメージ 7
船の中から通算して3度目のソフトクリームのトライ 後ろから見るとスカスカだった

昼食の後で行ったのはゲーターパークという世界遺産エバーグレイズ公園内施設で、まずは船底が平たく背後に大きな扇風機を背負った30人乗りのボートに乗って水の上を飛ばしていく。この自然公園は湖というよりもほとんど流れのない広々とした川なのだそうである。広い所に出ると高速で水の上を滑りながら急に曲がったり蛇行したり楽しませてくれた。
たまにはアリゲーターを見かけることがあるというのだが、40分ほどの航行の間にたった2回ほど見掛けただけである。それも草むらの中に潜んでいただけだったので後ろの端の僕の席からは認識できなかった。それに亀と鵜を各1匹見掛け写真に収めた。

イメージ 8
この日のオプショナルツアーは、昼・夜ともこのバスで回った

イメージ 9
ゲーターパークに到着し、先ずはエアーボートの乗り場へと向かった

イメージ 10
水路の中を背後に大きな扇風機を背負ったボートが帰ってきた

イメージ 11
水路の前方が空くといきなりスピードを上げ始めた

イメージ 12
広い所に出る今度は急な方向転換で、水面を滑るように曲がる

イメージ 13
少しぐらいの植物はなぎ倒すような感じで水面を切って行く

イメージ 14
30人の乗客よりも一段高い運転席からみんなを見下ろす

イメージ 15
戻りはゆっくりと水路を進む

イメージ 16
アリゲーターのいるところではスピードを落としてくれたが、撮れたのはカメだけだった

イメージ 17
もう一か所では羽根を広げた鵜を見かけた

エアーボートから戻り、隣のアリゲーターの飼育施設で体長2mほどのアリゲーターや赤ちゃんなどを見せてもらった。希望者は触れて写真撮影もできた。

イメージ 18
ゲーターパークのアリゲーター飼育施設

イメージ 19
変温動物のアリゲーターは日中は暖かな日向にいる

イメージ 20
観客席に囲まれた砂場に一番大きな体長2mmほどのアリゲーターがいた

イメージ 21
先ずは体長70cmほどのアリゲーターを連れて登場

イメージ 22
体長2mほどのアリゲーターの背後に回り尻尾を持ったり、背中にまたがり口を押さえたり

イメージ 23
体長1m以上の口を縛ってあるアリゲーターの尻尾や腹に触らせてくれる

ゲーターパークを出てオプショナルツアーの最後は、スーパーマーケットでのショッピングタイム。買い物を終えて出てきたら、クリスマスツリーのモミの木を車の屋根に載せようと悪戦苦闘しているペアーがいたのでパチリッ。
バスはその後最初のホテルに立ち寄り昼のツアーだけの人を降ろして、夜のツアーに出掛ける人をピックアップして僕たちの空港直結のホテルへと戻った。

イメージ 24
スーパーマーケットに到着

イメージ 25
乗用車の屋根にツリー用のモミの木を載せようと悪戦苦闘中

イメージ 26
夕暮れ時の街の中を最初のグループのホテルに向かう

ホテルで午後の部のオプショナルで終わりの人を降ろし夜の部に参加の夫婦などを載せて、今度は「中華ディナーとマイアミの夜景観賞(夕食付)」へと再出発した。
ところがこのツアーは値段の割に最悪。夜景観賞は特に見晴らしの良い場所や高層ビルに行くわけではなく、2日目の午前中走ったマイアミビーチシティの通りを流してここはゲイの集まる店だとか、日本の田舎町よりも劣る薄暗いディスプレイの店の前の道を流すだけ。バスの照明を落として外を綺麗に見せようなどという配慮もない。
加えてひどかったのが広東料理のレストラン。他にもお客は入っていたのだが全体に薄暗いイメージ。それでも最初に運ばれてきたスープはうまいと感じたのだったが、次に出てきたマーボ豆腐は四川風の辛味が全くなく広東風の甘い醤油味。次に出てきた魚は鯛や鯉ではなく、中華料理に珍しい鮭。その後次々に同じ醤油味の料理が出て来ても、料理で汚れた皿を替えてくれるでもなく、時間に追われるように皿の上へ上へとよそっていく。
しまいには日本の海鮮料理に使う舟には堅焼きソバが盛られくるし、鍋料理の取り皿として使うとんすい(湯匙…漢字でこう書くのだと、今回のブログを書くにあたって初めて知った)にアイスクリームが載って出て来たのには、あまりのユニークさに写真を撮るしかなかった。
この夜のツアーへのクレームは、もちろん僕も含めてほぼ全員からだったようで、後日旅行会社からいくらかの返金があった。

イメージ 27
バスがマイアミビーチシティに向かう時DIVINA号を見た

イメージ 28
夕食のレストランは広東料理店だった

イメージ 29
出てきた品数は9品 店の人が構わず取り皿に載せようとしたのを断り、綺麗に揃え撮影

イメージ 30
白いビニールのクロスは模様ではなく汚れです 箸置きもないので割りばしの袋で

イメージ 31
左の海鮮用の舟には堅焼きソバが、アイスクリームの器は全員揃わずに右のとんすいの人も

そんなこんなでマイアミ最後の夜は終わった。

=つづく=