カリブ海クルーズ6日目・トゥルム遺跡観光 (2014.12.10)

3日連続の下船観光となったこの日、メキシコ・コズメルへの入港は10時。おっとその前に前日までのアメリカ東部時間と比べメキシコは1時間遅れの時差があるので、前夜寝る時に時計やカメラの時間合わせを行なった。午前10時入港ということは前日までの感覚で行ったら11時ということであるのだが、船の中の時計は前夜の内に全て1時間遅れでセットされ直していた。こういった時部屋の電話機やTVに付いている時計も中央のコンピューター一つで切り替わってしまうのはすごいことだと思った。もちろん食事の時間なども全て1時間ずれた時計で営業していくことになる。
10時入港ということでカジノへの集合時間も9時35分と遅め。朝食後は多くの人がデッキに出て陸地に近付いて行くのを眺めていた。

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朝日が昇ったのは6時9分 東に向かう航跡を追いかけるように太陽が上がって来る

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コズメルの港が近付き多くの船の間を抜けるように桟橋へと近付いて行く

コズメル港の桟橋に着岸する、この日はそこから高速フェリーに乗り換えてプラヤ・デル・カルメンというメキシコ・ユカタン半島の港に渡る。時間にして1時間ほどである。そこからはバスに乗り換えてマヤ文明の遺跡トゥルムを目指す。この遺跡は残念ながら世界遺産にはなっていないがそれでも観光資源としては十分な遺跡である。バスに乗り込んだのが12時近く、前日までの時間であれば13時ということになり腹ペコなので、バスで配られた昼食をすぐに平らげた。
プラヤ・デル・カルメンの港からトゥルム遺跡の駐車場までは約1時間、毎日船の中にずっといて身体がなまっているので駐車場から遺跡までシャトルバスに乗らないで歩いて行った。

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コズメル港で下船しフェリーに乗り換える 隣のクルーズ船と比べてもDIVINA号は大きい

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後で乗るバスの号車ごとにフェリーに乗り込む

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全員が乗ると桟橋を離れる

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ユカタン半島側のプラヤ・デル・カルメン港に着いた

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15号車の人は集まって下さい!

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トゥルム遺跡まではバスで1時間掛かるのでこの店のトイレに行っておいてください!

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プラヤ・デル・カルメンの港を抜けてバスに向かう ○××○はコンビニ

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バスに乗り込むと昼食が配られすぐに平らげた ゴミはバスの中に置いて行ってね!

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トゥルム遺跡の駐車場に到着

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駐車場脇には大きな土産物屋があった

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遺跡まではシャトルバスに乗らないで歩きましょう!

マヤ文明はメキシコ南東部やグアテマラなど中米に紀元前からスペインに征服された16世紀まで栄えていた。その一つトゥルムは後古典期の10~16世紀に栄えていた。今はそのいたるとこにイグアナがはびこっていて、観光客が帰った後は彼らの支配する国となっている。

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トゥルム遺跡の入場ゲート

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入口は植物園みたいになっている テングのウチワみたいな葉っぱのヤシ

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二つある北門の内、東側の門をくぐった先が遺跡となっている

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内部は意外に広い

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海に面した所の建物は要塞の意味を持っていたのか

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先ずは最初の撮影ポイント

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一つ一つの建物に役割があった?

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一番高い所の建物は外部の人との謁見所

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欧米の人は遺跡よりも綺麗なカリブの海に入りたい

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絶景撮影ポイント2 皆さんここで記念撮影を。。。

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人々を見下ろすように日にあたっているイグアナ

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角に残っている目の彩色は失われていない

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この建物は牢獄だった? 説明を全く聞いていなかったので???

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一歩下がって遺跡全体を眺める この向こうにカリブ海が広がる

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緑が多い遺跡にブーゲンビリアの花が目立つ

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入った時とは反対側にある南門から遺跡の外に出る 見学時間約1時間

遺跡を出て駐車場近くまで行きショッピングタイム。コーラを買って飲んでいたら女性4人連れが通りかかり言葉を交わした。ダイビングにでもやってきたのか訊いた所、なんでも若い女性3人のうちの一人が娘さんでメキシコに留学中で、それを訪ねて来たのだとか。この後(その日以降のこと)コズメルに渡りたいのだというので、コズメルからここに来る時フェリーは結構揺れましたと話したらちょっと不安そうだった。

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スーパーマーケットの前で椅子に座ってコーラを飲んでいたら。。。

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こちらのマネキンはずいぶんと奇抜だね 欧米からの人たちは大勢この前で写真を撮っていた

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15号車集合! ここからプラヤ・デル・カルメン港に戻る

プラヤ・デル・カルメン港の出航時間の17時の10分前までに街の噴水のところ集合で、ここでもトイレに行ったりショッピングをしたりということで一時解散。

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このプラザ・フェスタでトイレ休憩を済ませて集合下さい

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少し東側に行った所の公園にあったオブジェ

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さらに東に行くとチャペルがあった

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街の南側にはビーチが広がっていた

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西に行くと集合場所に戻れる

16時40分に噴水のところまで戻り皆が集まった所でフェリーに乗り込んだ。しかしいつになってもフェリーは出ない。18時までにDIVINA号に戻れなかったらどうなるのだろうか? よもやこれだけ大勢の人を置いて出航することは無いだろうが、などと不安になる。定刻を30分近く過ぎて若者を含む40名ほどの団体が乗り込んできた。当然ブーイングの嵐だが、彼らは悪びれる様子もなくむしろ手を振ってこたえている。
コズメル港に向かう船の中今度は後から来て分かれて座っている東洋系の一行が、売り子のメキシコ人との間で大きな声でコミュニケーションをとっている。なんか葉巻の土産を買うようで、種類や個数を離れて座る仲間同士でどちらを買うか幾つ買うかとなどとあたりをはばかることもなく大きな声でまくし立てているのだ。本当に○○人は疲れる。

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大多数の乗客は定刻前にフェリーに乗り込む

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プラヤ・デル・カルメン港の西側が赤く染まっている

コズメルまでは来た時よりも短い45分ほどで到着。それでもDIVINA号の出航時間の18時は過ぎている。船に乗り込み18時30分の夕食時間ぎりぎりなので、この日のドレスコードの赤いものだか白いものだかに着替える暇もなく、昼の観光の恰好のままレストランに掛け込んだ。

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DIVINA号に乗り込んだ時には18時20分を過ぎていた

=つづく=