紅葉の京都散策・2日目の2 (2014.11.28)

昼食後は、まず常寂光寺に入った。ここの多宝塔の上まで登ると見晴らしは抜群で、京都の街の向こうに比叡山大文字山祇園まで見渡すことができる。

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鮮やかに色付いている常寂光寺の参道

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山門の奥には仁王門がある

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さらに登った所に本堂があるのだが修復工事中のため覆われていた

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さらに奥まで階段を登って行くと京都の街越しに山々が見えてくる

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二重屋根の多宝塔

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庭に黄色いイチョウの葉が降り積もっていた

常寂光寺を出て300mほど進むと今度は二尊院に出る。総門から入って紅葉の馬場と呼ばれている坂道を登った所は、2年前のJRの「そうだ 京都、行こう。」のポスターになった所。本堂の中には阿弥陀如来像と釈迦如来像の二尊が並んで祀られている。ここの唐門のところで多くの人がカメラを構えていた。

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小倉山二尊院の総門

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総門から本堂に向かう坂道は紅葉の馬場と呼ばれている

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本堂 靴のまま上がることが出来るように広縁にシートが敷かれていた

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本堂には二尊が並んで祀られていた 左が阿弥陀如来像で右が釈迦如来

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本堂から振り返った所が唐門 小倉山の額は後柏原天皇の勅額

二尊院を出て次の祇王寺までは400mほど。平清盛の寵愛を受けた白拍子祇王が、都を追われそうになった時に尼となって入山した寺とある。

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祇王寺の入口

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境内に落ちている紅葉

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太陽の光が差し込んで紅葉が光っていた

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茅葺きの庵が木々の間に隠れるように建っていた

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紅葉が出入口の屋根に積もっていた

家を出る時に調べたコースでは、ここから嵯峨嵐山駅に戻りながら宝筐院に寄るような設定になっていたが、道に立っている案内図ではこのさらに奥500mのところに化野(あだしの)念仏堂というのがあるというので立ち寄ってみることにした。

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祇王寺から化野念仏堂までは車がぎりぎりすれ違えるだけの道幅しかない坂道を進む

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途中の店にやたら眉毛が長く延び切ったダルマが置かれていた

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坂の上までお客を運んで戻る人力車が降りてきた

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化野念仏堂への参道

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ここも他の寺に負けないくらい紅葉が綺麗だった

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境内の中心部には小さな墓石がびっしりと並んでいた

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奥の六面六体地蔵に続く坂道に沿って竹林がある

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延命地蔵大菩薩の提灯が並ぶ地蔵堂

化野念仏堂を出て祇王寺まで戻る途中喫茶店に入って抹茶セットをご馳走になった。

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福と書かれた暖簾が下がる喫茶店に立ち寄る

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抹茶セットをいただいた

休憩後は祇王寺近くまで戻り、当初の予定のコースを通って宝筐院へ。化野念仏堂からは1.2kmほどの道のりとなる。

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宝筐院の山門

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ここも他に劣らず紅葉が綺麗

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本堂の広縁に上がり紅葉を楽しんでいる人も多かった

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枯山水の庭

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杉苔の上の落ち葉も絵になる

一日中紅葉を眺めていたら、宝筐院の紅葉も立派なのだが、色々見過ぎて次第に物足りなくなって来ていた。とはいえまだ時間が早かったので、宝筐院の道向かいにある清涼寺にも寄ってみた。旅行案内書では紅葉の名所として紹介もされていず拝観料も取られなかった。

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清涼寺の山門

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清涼寺の本堂

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境内には聖徳太子殿があった

清涼寺をあとに嵯峨嵐山駅まで戻り、JR山陰本線で京都駅まで行き、新・都ホテルで朝預けた荷物を受け取って再び駅に出て、新幹線で掛川に帰って来た。

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この日のゴールは嵯峨嵐山駅