初めての茨城県2泊旅行・3日目 (2014.11.19)

国民宿舎鵜の岬」の名前はこの地が海鵜の全国有数の繁殖地であり、長良川などの鵜飼いに登場する鵜の捕獲場所になっていることに由来している。
この日は朝食を7時45分からとしていたので、その前に宿舎内を朝の散策しに出てみた。ただ残念なことに今の時期は繁殖期にあたるため捕獲場に近付くことは禁止されていた。

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8階展望風呂から日の出が見られるとのことだったがこの時期は建物の右手からだった

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部屋の窓からは朝陽のあたる砂浜が見えるだけだった

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この建物は2階にあるレストラン 夕食・朝食はここで食べた

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ホテル右手の海岸 この右奥に鵜の捕獲場がある

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この時期は繁殖期ということで捕獲場への通路は閉鎖されていた

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7時45分からバイキングスタイルの朝食 やはり納豆は定番

旅友のお二人とは朝食をご一緒した後9時でお別れし、僕たちは前日にお二人が行かれたという「野口雨情の生家」へと向かった。
野口雨情は詩人で、「十五夜お月さん」「七つの子」「赤い靴」など数々の童謡を残している。
「野口雨情の生家」に着いたのは9時35分で開館が10時からだったので、中には入らずに入口付近のパネルだけを見てそこを離れた。

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道路脇に立っていた「野口雨情生家」の看板

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生家入口にあった案内板 参観時間が午前10時から午後3時とある

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門から生家の写真を一枚

次に向かったのは茨城大学五浦美術文化研究所。岡倉天心の遺跡として、六角堂や天心邸、長屋門などがある。中でも六角堂は先の東日本大震災の時に津波に流され、再建されたものである。

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長屋門岡倉天心遺跡の入場券を買い求める

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穏やかな青く風光明媚な五浦(いづら)海岸

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岩場の先端にあった六角堂は津波によって流出し、再建された

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岡倉天心邸 津波はこの建物の床下までやって来た

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道路を隔てた山に岡倉天心の墓がある

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駐車場の脇には「黄門の井戸」がある

北茨城市の五浦海岸を10時半に出て次に向かったのは県庁所在地の水戸市にある偕楽園。ナビに従い北茨城ICから常磐道に乗り、奇しくも前日と同じ那珂ICで降り、水戸市内に入り偕楽園の駐車場に着いたのは12時ちょっと前であった。
ここで園内の案内図を見ながら常磐線の上を超えて好文亭に入った。2~3月の梅の咲いている時期ならば偕楽園臨時駅でも電車は停まるのだそうだが、この時期は人通りは多くは無い。ただ園内の梅の本数から最盛期に来てみたいとも思った。

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お昼少し前に偕楽園駐車場に到着

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写真左のエレベーターのある陸橋で常磐線を渡って偕楽園に入った

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道の両脇の紅葉がちょうど良い時期を迎えていた

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南門をくぐって構内へ

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好文亭の建物が木々の間に見えていた

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好文亭の入場門

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好文亭の入口 ここで靴を脱いで袋に入れて持って入る

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邸内には花の名前の付いた部屋が並んでいてそれを見て進む この部屋は桜の間

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一階の各部屋からは庭が見えている

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最上階(3階?)からは千波湖を眺めることもできる

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梅の最盛期ならば園内の木すべてに花を付けて匂うのだろうが

偕楽園の中をぐるりと回り、昼をかなり過ぎていたのでレストハウスで、日本で最初にラーメンを食べたという黄門さまにあやかって「光圀ラーメン」(890円)を食べた。

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この日の昼は「光圀ラーメン」を食べた

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駐車場に戻る所のイチョウの木は黄葉していた

14時に水戸を出て、ナビに従い常磐道から首都高を通り東名、新東名を通って、19時半に家に辿り着いた。