バルト3国+ヘルシンキの旅 5日目の1 (2014.8.24)

5日目の朝、首都ヴィリニウスを離れリトアニア第2の都市カウナスへと向かう。ここは第1次世界大戦から第2次世界大戦の間ポーランドに支配されたヴィリニウスに代わって臨時的に首都がおかれた街。街の歴史は古く15世紀にはハンザ同盟の代表部が設けられ商業都市として発展した。
今回の旅行前に全く下調べもせずにバルト3国を回ったのだが、このカウナスが「日本のシンドラー」と呼ばれた杉原千畝氏ゆかりの地だと全く知らずに訪れた。杉原氏の業績についてはインターネットをたどればたくさん紹介されているのでここでは説明しないが、ヴィリニウスからカウナスへの1時間半の道すがら添乗員さんが杉原幸子夫人の手記を読んで聞かせてくれ、それを聞きながら目頭が熱くなるのを抑えられなかった。杉原記念館(旧・在リトアニア領事館)で紹介ビデオや執務机、発給されたビザのコピーなどを見学し、改めて感動した。

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パークイン・ヴィリニウスでの朝食

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TV塔の近くを通ってヴィリニウスを離れる

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バルト3国は平坦でこういった景色が多い

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住宅街の中に杉原記念館(旧・在リトアニア領事館)がある

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杉原千畝領事代理の執務机

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氏の業績や家族の写真を紹介するパネル

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ナチスの迫害を逃れるため、シベリア経由で日本の敦賀に上陸後10日間滞在を許可した査証のコピー

杉原記念館を出てネムナス川のほとりにある高台にケーブルカーで登りカウナスの旧市街を眺めた後、旧市街を観光、散策した。

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前日と違い、今度は正真正銘のケーブルカーで旧市街を一望できる展望台に登った

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ケーブルカーを降りた所にあるオブジェ

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展望台からネムナス川の対岸にある旧市街を眺める

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ヴィタウタス大公教会

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教会では少年の洗礼が行なわれていた 教会入口の目盛りは洪水時に川の水位を測るもの

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旧市庁舎 現在は陶器博物館

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イエズス教会

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市庁舎広場

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聖ペテロ&パウロ大聖堂 訪れた時内部では日曜日のミサが行われていた

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大聖堂内部 後刻自由行動時間中にあらためて大聖堂に行き撮影

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大聖堂前の建物 旅行案内書によれば郵便局

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大聖堂前から繁華街の大通り

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自由行動中ついに雨が降り始めた 日本人観光客以外は傘もささない?

旧市街を散策している途中から雨が本格的に降りだした。途中から土産物店に入ったり、そこのトイレを借りたりして過ごした後、そこから少し離れた所にあるカウナス城を見てから昼食になった。昼食はツェペリナイというすり潰したジャガイモでひき肉を包んで蒸した名物料理で大変おいしかった。

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カウナス城に向かう道にある展示パネル

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カウナス城 外から見て写真を撮っただけだった

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昼食のレストランに入る

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メインはツェペリナイという名物料理

=つづく=