イタリアの旅 1日目 (2014.7.18)

2014年5回目の海外は、5度目の訪問となるイタリア。過去に出張などで部分的に訪れた所も多いが、今回は全体的に回れるパッケージツアーを選んだ。
さらにこの夏は羽田からの国際線が大幅に増便され、旅行会社によるチャーター便利用のツアーも大幅に増えた。旅行会社から毎月のように届く豪華なパンフレットの中から選んだのは、「羽田空港発着 ミラノからコース 日本航空往復チャーター直行便で行く イタリア大周遊10日間」というツアー。イタリアへの直行便は、ヨーロッパでの乗り換えが無く片道12時間で行けるのが嬉しい。
また羽田空港からの国際線は昨年9月のハワイ旅行以来2回目となる。成田空港からのヨーロッパ便となると当日の朝家を出たのでは集合時間に間に合わないことが多いが、羽田ならば当日ゆっくり家を出ても充分間に合うのが嬉しい。今回は14時に空港の旅行会社カウンター集合だったのだが、掛川10時半過ぎの新幹線でも集合時間の1時間も前に到着した。


カウンターが開いたのが13時30分。eチケットを貰いJALのカウンターでバッゲージを預け出国審査へ。ただ羽田で誤算だったのは、プライオリティパスのラウンジがないことと、本格的な本屋が無くてドラッグストアと兼ねている駅のキヨスク程度の分量の文庫本と旅行ガイド本しか置いてないということだった。
チャーター便のためか、ターミナルビル最奥部の出発ゲートの付近には人の数も少なかった。聞くところによると今回の直行便は阪急トラピックスとLOOK-JTBおよびJALPACKの3旅行会社の共同企画ということで、共にミラノからローマまでを回る10日間コースとのこと。
使われた機材はボーイング787で、昨年あたりバッテリートラブルによる使用停止で新聞などを賑わせていたのだったが、今回も全員乗り込んでからゲートを離れてチェックの段階で8基あるブレーキ系統のうち1基で異常が発生しているとのことでゲートに戻り、修理のため出発が1時間も遅れた。

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JAL8829便は空港ターミナルの端に近い147ゲートからの出発だった

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JALの機材はボーイングの最新鋭機787だった

1時間遅れで飛び立ったが、日本上空はまだ梅雨が抜けきっておらず大気不安定で揺れが大きい。その後シベリア上空でも、軽量機体のせいなのか揺れを頻繁に感じた。
今回はチャーター便だということなのか、機内では日本語以外でのアナウンスは一切なかった。僕はヨーロッパ行きの場合時間調整的な意味でずっと寝ないで起きているのだが(時々うたた寝程度はする)、個人モニタで映画を4本も見続けてしまった。見た映画は、邦画は「白ゆき姫殺人事件」「神様のカルテ2」「舟を編む」そして洋画はケビン・コスナーの「ラストミッション」。
食事は昼食と夕食の2回。さらに間食でホットケーキが出たのだが、日本時間では深夜に近付いている頃で機内では薄暗い中眠っている人も多かったのだが、機内灯を点灯し希望者だけでなく全員に配っていたのには驚いてしまった。サービス過剰という感じ?
出発は1時間遅れだったが、ミラノには45分の遅れで着陸した。軽量機体のせいなのか、今までと違って急激に高度を下げて着陸するのだなと感じた。

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昼食はビーフハンバーグカレー

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夕食はさすがに日本の航空会社、お品書き付きの和食懐石弁当

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シベリア上空からポーランドを通過してミラノへのルートを飛んできた

ミラノ到着は定刻より45分遅れ、ターミナルを出ると22時を回っていた。この日はそのままホテルに直行し、ベッドに入ったのは翌日の1時に近かった。

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空港を出て自分でスーツケースを持ってバスへと向かう

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この日の宿泊はアタホテル・コンテッサ・ヨランダ

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2シングルベッドの部屋だった

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寝室の他にリビングルームとキッチンも付いた広い間取りは使い切れなかった

=つづく=