バルカン半島の旅 11~12日目 (2014.4.17-18)

バルカン半島7カ国巡り12日間」の旅。こうやって振り返ってみると色んなことがあった。いつの時も待っている時は長く感じられても、旅が始まってしまうとあっという間に過ぎ去ってしまう。多分今回の旅は僕が一回の旅行で最も多くの国を訪れた記録である。
1990年代に始まった東欧の民主化の流れの中で、ユーゴスラビア社会主義連邦共和国が民族の問題や宗教の問題で対立・内紛・分離・独立を繰り返し7つの共和国に分かれた内の6つの国と、それに関係深いアルバニアの7カ国を回って来た。その中で宗教の話や内紛の様子などを見聞きし、海に囲まれていたことで単一民族国家であり続けられた日本に生まれ育ったことに感謝したい気持である。
ここで今回の旅で回った国の国旗と走行ルートをまとめておこう。今回のバスの移動距離の合計は約2000kmになる。

 == コソヴォ == 

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 == マケドニア == 

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 == アルバニア == 

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 == モンテネグロ == 

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 == クロアチア == 

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 == ボスニア・ヘルツゴヴィナ == 

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 == セルビア == 

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セルビア最後の夜、20時頃にホテルに戻った後で添乗員さんが最終日の朝食の弁当を部屋に配って歩いた。
この日のモーニングコールは4時半。ホテル出発が5時半である。

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前夜添乗員さんが各部屋に朝食の弁当を配って歩いた

早朝の空港で今回の旅行の間ずっとバスを運転してくれたペコちゃんと別れ、空港カウンターへ。荷物は成田までスルーで、ウィーンから成田まで通路側の席を希望する人はチェックインカウンターで「ヴィーネ・成田・エイスルシート」と言って下さいねと添乗員さん。ウィーンは英語でヴィーネと言うんだ?
で、ウィーンから成田までの便で一人参加の人はほとんど通路側の席を確保できたようである。
ベオグラードでの搭乗時間の7時25分まで時間があったのでとりあえずラウンジに行きコーヒーでも飲んで朝食を摂った。
ベオグラードからウィーン間の機材はFokker70という飛行機で左2列右3列の変則的なシート配列。僕の席は6Dで比較的前の方の通路側席。僕の右側には僕と同じくらいの年齢の白人ご夫妻が座った。ウィーンまでは順調なフライトであった。

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ラウンジでコーヒーを飲みながら朝食のパンをかじった

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搭乗時間前にはA2ゲートに行った

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晴れているウィーンの空港に到着しバスでターミナルへ移動

ウィーンでの乗り継ぎ時間は4時間弱。搭乗時間まででも3時間近くあるので、ここでもラウンジへ。来た時同様、SRさん、SHさんと今回の旅行を振り返ったり次の予定などを話しながらのんびりと過ごした。
搭乗前の集合時間にG11ゲートに行くとさすがは成田行き、あちらこちらから集まった日本人のグループの姿が見える。それでも飛行機に乗り込むと中はガラガラに近い。少なくても僕の座った窓側のシートは3人席に一人ないし二人しか座っていない。中央の4人シートもほとんど二人ずつである。結局僕は3人掛けシートを独占でき、成田まで横になって行けることに。欲を言えば足を完全に延ばせる幅があれば。。。
機内では夕食が出た後、映画を2本ほど見て窓側に枕を積み上げて完全に横になって、通路に足が出ないように膝を曲げて眠りに着いた。とはいえ飛行機の中、熟睡できたのは3~4時間か。シベリア上空で朝陽が昇るのを見て、後はモニタに映る飛行データーや地図を眺めて過ごした。

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ウィーン空港ではラウンジで時間をつぶし、免税店に立ち寄ることは無かった

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成田まではボーイング777-200の機体

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飛び立つとすぐにベルト着用サインが消えたので窓から写真を一枚

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1時間ほど過ぎると夕食のサービスが パスタをオーダー

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帰りの便で見た映画は2本 「アンストッパブル」は鉄道パニック物

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シベリア上空で朝日が昇って来た

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日本海上空に出ると朝食が配られる

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この日の飛行ルート

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成田に近付いた 窓の外は雲ばかりで地面が見えたのは着陸寸前だった

成田に到着し入国審査の後バッゲージのターンテーブルへ。いつもは終わり近くなって出てくるのだが、この日は中くらい。近くにいた参加者や添乗員さんとあいさつを交わしJR乗り場へと向かった。

以上で今回のバルカン半島旅行記は完了です。最後までお読みいただきありがとうございました。