モロッコ旅行 8日目の1(2014.2.27)

モーニングコールは6時半で朝食は7時から、食事の前にスーツケースを廊下に出して置く。この日はフェズから首都ラバトへの移動、バスでの走行距離は220km程度。出発は8時20分である。
カサブランカが経済の中心地ならば、ラバトは政治の中心である。ラバトへの移動の途中、世界遺産のヴォルビリス遺跡へ。かつて地中海全域に栄えたローマ帝国の都市の遺跡である。

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ホテルでの朝食

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フェズからヴォルビリスに向かう途中、右手に湖が見えていた

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この時期には北から地中海を超えて越冬に来ているコウノトリ バスをめがけて飛んできた

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アトラス山脈から地中海側は農産物の宝庫 モロッコ自給率は100%である

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家族総出で畑の手入れ

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ロバを使い畑を耕している

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羊の群れにも出会った

ヴォルビリスまでの道すがら、添乗員がギリシャ神話の話などをしてくれた。ギリシャ神話は全体としては脈絡に矛盾が多いけれど、一つ一つの話として面白いのだとか。それにしてもゼウスもヘラクレスもなんとも好色な神々であったことか。

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世界遺産・ヴォルビリスの入口のアーチ

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入口近くにあった遺跡のマップ

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広大な敷地に遺跡は広がる

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カラカラ帝の凱旋門から真っ直ぐ延びる道の先にあるアーチ状のタンジェ門

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カラカラ帝の凱旋門まで続く真っ直ぐな道 下水道の設備が完備されていた

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建物の壁の部分が残されている

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ヘラクレスの12の功業にまつわるタイル画

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騎士の家の遺構

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バッカスアリアドネを描いたタイル画

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カラカラ帝の凱旋門

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フォーラムは市民の集会所だった

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キャピトル(神殿)の柱の上にはつがいのコウノトリの姿も

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コウノトリをアップで

旅程表ではヴォルビリスを出てムーレイイドリスという街に行き下車観光となっていたが、ムーレイイドリスは狭い坂道ばかりでバスの入れるような所ではないのでヴォルビリスから眺めるだけにするとのこと。全体を見通せる所から写真を撮った。

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ムーレイイドリスはヒョウタン島のような2つの丘から出来た街であった

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ヴォルビリスを出てメクネスに向かった時にムーレイイドリスの近くを通った

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バスはさらに進んで行く

=つづく=