モロッコ旅行 6日目の1(2014.2.25)

朝の5時半モーニングコール、6時にホテル前からラクダに乗って砂丘に出発。砂漠は放射冷却で1~2℃まで冷え込んでいる。事前に言われて行ったので日本で来ていた防寒着をそのまま持参していた。でもどういうわけかラクダに乗る際に手袋を部屋に置いたまま出掛けてしまい、ラクダの取っ手を掴むのに手がしびれるほどの冷たさを感じた。それでもラクダが動くたびに身体が揺れるので取っ手を離すわけにはいかない。
39名の参加者と添乗員の内、自分の足で歩いて砂漠に向かったのは2人だけ。ラクダに乗るのはオプション料金で300Dhs(ディルハム、約4000円)。さらにラクダに乗っても歩いても20Dhsのチップが必要であった。合計38頭のラクダは4頭ずつ繋がれてそれぞれ進んで行く。ラクダに乗って振り返ると振り落とされそうになるため全体を見渡すことはできなかったが、勇壮な眺めであったであろう。25分ほどで砂丘の下に出て、ラクダは登りに弱いのでここで降り、歩いて最後の坂を登った。
砂丘から朝日が昇ったのは6時50分過ぎ。15分ほど写真を撮ったり、砂山を滑ったりした後ホテルに戻った。

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朝6時、38頭のラクダに乗り砂丘を目指す

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空には三日月(厳密には27夜)と明けの明星が出ていたがラクダに揺られカメラブレ

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ラクダの背にゆられ砂丘に向かう

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振り返って前方を見ることが出来なかったがラクダの隊列が砂丘を目指していた

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6時50分過ぎ遠くの砂丘に朝日が現れた

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参加者は朝日の昇る方を見ていた カメラを構えている人も。。。

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ラクダを引いてくれたハミド君が僕にポーズを取らせ写真を何枚か撮ってくれた

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これが僕の乗ったラクダだ

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日が昇り15分ほど砂丘で遊んだ後ホテルに戻り始めた

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列の最後から僕たちの乗った4頭が進む 一番前(矢印)が僕のラクダの影

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オーベルジュ・パルメラ&ドゥーンの宿泊棟

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こちらはレストラン棟

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ホテルに戻って摂った朝食は質素であった

砂漠のホテルをあとにしたのは8時半。前日乗ってきたのと同じ4WD車に乗りエルフードを目指す。途中ベルベル人のテントに立ち寄りミントティをいただく。元々は遊牧民族であったのだが、国の方針で定住化するようになってきた。テントの側に食糧庫や家畜小屋などの茅葺きの建物が建っている。

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前日乗ってきたのと同じ4WD車に乗りエルフードを目指す

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ベルベル人のテントに立ち寄り休憩

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ミントティをいただく 砂糖が少し入ったものと入らないものを

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猫がおとなしくポーズをとっていた

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家畜棟にいた山羊の赤ちゃんは皆の人気度一番

エルフードのホテル、リアド・サラムに到着したのは9時半。バスに乗り換えこの日の目的地フェズまで460kmの大移動で、途中アトラス山脈を越えて行くことになる。

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舗装道路に入りエルフードの街まであと一息

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エルフードのリアド・サラムに着いた

=つづく=