モロッコ旅行 4日目の2(2014.2.23)

昼食を食べた後はマラケシュを離れ、この日の宿泊地ワルザザートに向け約200kmのバス移動である。そしてそこまでの間にはアトラス山脈があり、標高2260mのティシュカ峠を越えて行かねばならない。ちなみにアトラス山脈の中でモロッコの最高地点はトゥブカル山の4167mである。
バスは峠を目指し急な山道を登って行くのだが、この日右側の後ろの席に座った僕には右側の崖しか目に入らず、左下に広がっている眺めを見ることが出来なかった。でも左側に座った人にはバスの左下の急な崖が怖くてしようがなかったそうなので、どっちもどっちか。
マラケシュを出て1時間半ほど言った所の峠の手前のカフェでトイレ休憩をし、次に停まったのはやはり1時間半ほど過ぎた峠を越えて暫く行ったドライブインで、最も景色が良いと思われる峠の頂上にはトイレ休憩できるような展望台みたいなものは無いようであった。この辺は日本とちょっと違うのかな???
峠を越えて行く時にちょうど満開のアーモンドの花は、日本の桜の季節と同じ感じがしていた。またこの地区はタッタルト(くるみ)村とも呼ばれているとのことで胡桃の木も多かったが、この時期は葉も落ち裸の状態であった。

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最初にトイレ休憩で停まったカフェ

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カフェの屋上が展望台になっていたが、走行中に見えてた絶景は見えなかった

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バスの車中からは雪を頂いた峰が時々見えていた

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峠を通り過ぎてから停まったドライブイン

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白い峰々が遠くに見えていた

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ちょうどアーモンドの花が満開であった

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さらに下って行く途中煉瓦の家と満開のアーモンドの花が見えていた

旅程表ではこのままホテルに行くはずであったが、翌日の予定となっていた世界遺産のアイト・ベン・ハッドゥを夕陽の時間帯に訪れた方が綺麗で良いということで、ホテルに行く前に立ち寄ることになった。
アイト・ベン・ハッドゥは映画の撮影でも良く使われているという赤土のレンガ造りの要塞都市であった。

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夕焼けの時間に訪れたアイト・ベン・ハッドゥ

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アイト・ベン・ハッドゥの手前に川があり、子供たちがチップ目当てで川渡しを手伝おうとしていた

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川を渡ってアイト・ベン・ハッドゥの中へと入って行く

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入口には土産物屋もあった

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世界遺産アイト・ベン・ハッドゥの説明板

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アイト・ベン・ハッドゥからの眺め

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頂上に建つ穀物

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アイト・ベン・ハッドゥの裏側に広がる景色

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頂上で夕陽の落ちる時間となった

アイト・ベン・ハッドゥを出て30分ほどでこの日のホテル、リアド・サラームに到着した。夕食はホテルのレストランでのビュッフェスタイルだった。

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リアド・サラームに到着

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ホテルにチェックインし鍵を渡されるまで待機

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ダブルベッドルームだった

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夕食はホテルのレストランでのビュッフェだった

=つづく=