モロッコ旅行 4日目の1(2014.2.23)

4日目の予定は午前中はマラケシュの観光、午後はアトラス山脈を越えてワルザザートまで約200kmの移動である。
モーニングコールは6時15分、朝食は7時からで荷物回収は7時15分となっていたので、朝食前に荷物をまとめスーツケースを部屋の前に出して置く必要がある。ホテルの出発は8時20分である。

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朝食は前日と同じくホテルのレストランのビュッフェスタイル

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2連泊したマラケシュのホテル、リアド・モガドール・メナラを前日とは反対の角度から

ホテルを出て最初に向かったのは、市内のどこからでも見ることが出来るクトゥビアの塔。1199年に建てられたマラケシュのランドマークである。毎日塔の上に登ってコーランを唱える必要があり、塔の中は馬車で登るための坂道になっているのだとか。外からはうかがえない。また他のところでは塔の上に3つの球が乗っているのだが、ここのものはそれプラスこれを建てた人の財力を示す金の玉が1個余分に付いているのだとか。寄進が多いほど死後に天国に行けるのだそうである。また朝一番に行ったので他の観光客は見当たらなかったが、派手な衣装の水売りのおじさんがいて写真に撮るとチップを要求されると聞いていたのでとお目に気付かれないように一枚パチリ。

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マラケシュのランドマーク、クトゥビアの塔

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天辺には4個の金の球が乗っている 現在ではスピーカーからコーランが流れる

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近くのヤシの木はダミーで携帯電話のアンテナが取り付けられている

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クトゥビアの塔の周りには真っ赤な衣装を身に付けた水売りの姿があった

クトゥビアの塔を出て次に向かったのがバヒア宮殿。スペインのアルハンブラ宮殿ほどの規模ではないが19世紀に建てられたアラビア建築である。

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バスを降りてバヒア宮殿に向かう途中でコウノトリの巣をいくつも見かけた

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同じくバヒア宮殿に向かう途中で見かけた色華やかな香辛料のピラミッド

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バヒア宮殿の入場門

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バヒア宮殿の玄関

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緻密な彫刻が施された建物

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カラフルなタイル張りのゲート

バヒア宮殿を出てからは歩いてサーディン朝の墳墓群へ。ここは塀で囲まれた中庭のような所にあり、飛行機が飛ぶようになった1917年になって空から発見された墓である。

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マラケシュの街の中を歩いて移動

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絵ハガキなどを売っている店

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市場の中も通り抜けた

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サーディン朝の墳墓群 王の墓を覗いて見るのに長い列が出来ていた

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中庭には召使などの墓 正面は側室などの棺の入った建物

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ようやく王や王妃の棺を見ることが出来た

サーディン朝の墳墓群を出てからデパートに行ってショッピングの時間があった。

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品揃いが豊富なデパートでショッピング

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吹き抜けから1階を見たら棚に色々なタジン鍋があった

その後はジャマエルフナ広場までバスで移動し、昨夜とは違う昼の賑わいを見ながらスーク(市場)を抜けて昼食のレストランへと入った。

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昼のジャマエルフナ広場も、夜にも負けず大勢の人が集まっていた

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大道芸を撮影するとすぐにチップを要求されるので、こっそりと人ごみだけを写した

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スークを抜けて行く

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正面に朝行ったクトゥビアの塔が見えた

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Portofinoというレストランで昼食

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昼食のメインはイワシのつみれタジン

=つづく=