スリランカ・インド旅行 6日目の1(2014.1.31)

この日からいよいよ旅の後半、3日間のインド観光。
朝5時半モーニングコール、6時朝食。添乗員からは前日インド到着早々のバスの中で、インドに来てお腹を壊す人が多いので歯磨きの時などでも必ずミネラルウォーターを使うこととか、食事は生野菜やカットフルーツなどは包丁やまな板での感染もあるので避けるなどの注意があった。早速朝食からビュッフェで皿に取るものに慎重になって、量も減った。
7時10分にデリーのホテルを出発。霧なのかスモッグなのか30m先も見えないくらい。ジャイプールに向う道は通勤ラッシュと重なり大渋滞。右から左から隙さえあれば我先にと、クラクションやホーンが鳴り響くけたたましさ。また渋滞していても高速道路なので料金所はあるのだが、それ以外でも新しい州に入る毎に運転助手がバスを降りて事務所に行き書類を出すのか税金を払うのか、かなりの時間待たされた。定期的に走っている貨物輸送のトラックなどは前もって許可を取ってあるようで、止まらずに抜けて行けるらしい。ズルをすると重加算されるようで、守らない人はいないのだとか。
日程表では260kmを6時間の予定だったが、ジャイプールに着いて昼食にありつけたのは14時を回っていた。7時間のうち1回だけのトイレ休憩。みんな我慢の限界に達しようとしていたが、途中で止めて野外トイレの要求はなかった。
また昨年、バスの中で集団で若い女性や外国観光客などを襲い死亡する事故が起きてからは、その対策としてバスのカーテンは撤廃されたということで、デリーを離れ陽射しが強くなってくると窓際の人にとってはつらくなる。カーテンレールとフックはそのまま残っているので、そこにタオルを吊っている参加者も現れた。

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ビュッフェスタイルの朝食 生野菜やカットフルーツは避けた方が良いとのアドバイスがあった

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デリーからジャイプールに向かう道は大渋滞でかつ視界が悪い インドのガイドはゴーさん

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新しい州に入る毎にバスを停め、運転助手が事務所まで行って申請手続きが必要

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もちろん高速道路の通行税も別に支払う

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このバス会社では事件以降カーテンを撤廃 陽射しが強くなってきてタオルをカーテン代わりに

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ほとんど動いていない乗合バスに食事を売って歩く少年

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3人乗りのバイクが当たり前のように走っていた

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高速道路でも道路脇には牛が歩いていた 中にはヤギやラクダも

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出発から3時間 デリーを離れると視界が開け食用油の菜の花が一面に広がっていた

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出発から7時間 ようやくジャイプールの街に入り、水の宮殿に出た

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昼食に Hotel Glitz Jaipur のレストランに着いたのは14時を回っていた。

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インドでのビュッフェでは、ナンとカレー、チキンが定番 生野菜やカットフルーツは?

ジャイプールでは車窓から風の宮殿を見た後、世界遺産のジャンタルマルタン天文台へ、そしてシティパレスと呼ばれる王宮殿を見学した。中でもジャンタルマルタンは何やら面白そうな観測機器がいっぱい並んでいて、現役時代には技術職だった僕にとって興味深かった。

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ジャイプールの街の壁にあった楽しそうな絵

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「風の宮殿」は車窓から見るだけ

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ジャンタル・マンタル(天文台)の近くでバスを降りて少し歩いた

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ナリ・ヴァラヤ・ヤントラという観測儀は、太陽が北半球にあるか南半球にあるかを計測

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ラグ・サムラート・ヤントラは日時計

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ジャイプールの現地時間を最小の1目盛=20秒単位で計測できる

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ジャイ・プラカーシュ・ヤントラはインドで一般的な星座占いの観測儀

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高さ27.4mの最も大きなサムヤート・ヤントラ(日時計)は2秒単位で計測できる

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ラーシ・ヴァラヤ・ヤントラは異なる角度で設置され、12星座の動きを観測し占星術に使う

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シティ・パレスにあるムバラク・マハルと呼ばれる展示館

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時計台

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ゲートをくぐってシティ・パレスの中庭へ

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奥の7階建てがマハラジャの住居で滞在時には中央のポールに旗が掲げられる

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世界最大の銀製品といわれる壺が対で並んでいる 旅行に出る時に飲料水を運ぶ

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ジャイプールの街のカラーの鮮やかなピンクに白い線で描かれる模様

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荘厳なゲートの飾り

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シティ・パレスの観光を終えバスに戻る

=つづく=