スリランカ・インド旅行 2日目の1(2014.1.27)

前日はコロンボ空港近くのネゴンボというリゾート地のホテルに1泊した。この日は6:30モーニングコール、7:00~朝食、8:15出発というスケジュール。スーツケースは7時の朝食前に部屋のドアの外に出して置く。
前夜、シャワーを浴びてからfacebookに写真をアップし眠りに着いた時には24時を回っていた。ちなみにこのホテルでは部屋で無料でWiFiが使えた。朝は時差の関係もあって5時ごろには目覚めていた。
朝食前にホテル裏の浜に出てみたら、土地の人が何人か外に出ており宿泊客を見つけては親切そうに話しかけてきたり、ヤシのジュースを手渡して話しかけてきたりする。そして観光客からなにがしかのチップを貰おうという魂胆なので、それに付き合ってはいけないということは重々承知はしていてもついつい応じてしまう。親切にヤシの実を渡され飲んでみろと言われ、最後は割って中のココナッツの白い部分をナイフで切り取ってまでくれたのに、最後は今散歩に出たばかりだし手元に小銭は持っていないと押し通して、1ルピーも渡さずにその場を乗り切った。心の中で悪いねと思いつつも。
ちなみに前日到着後のバスの中で現地通貨のスリランカルピー(インドルピーとは違う)との両替をしており、ガイドのスニールさんの用意した3000円パックの中身は1000ルピー紙幣が3枚と500ルピー紙幣が1枚の3500ルピーであった。1ルピー=0.86円という換算になる。簡易的には1ルピーは1円ということで構わない。
で、朝の散歩時点ではこの3500ルピーはズボンのポケットの中にあったのだが、あくまでもチップにふさわしい小銭がないという意味で押し通したのである。
時間になったのでホテルの中に入り、朝食。ビュッフェスタイルで、いつものように最後のフルーツまでしっかり食べた。

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ホテル前の階段 他の宿泊客の外国人学生らしき何人かが写真を撮っていた

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ホテル裏に回り海岸に出てみた

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親切な現地の人がヤシの実を割って飲ませてくれ、ココナッツも取り出してくれた

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朝食はビュッフェスタイルで 魚のカレーと牛肉のカレーなど

この日の予定は、世界遺産の聖地アヌラーダブラ観光。ネゴンボからは約170kmの移動は約5時間掛かる。
スリランカは歴史的にポルトガル→オランダ→イギリスの植民地であった歴史があり、車は日本と同じ左側通行である。庶民の足としてオートリクシャーと呼ばれる3輪車(スリーウィラーとも呼ばれている)が走っている。
アヌラーダブラまでの途中トイレ休憩を1回、昼食休憩が1回あった。

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左側通行です 運転席の後ろには小さなスリランカ国旗が付けられていた

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3輪のオートリクシャーが走っている

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高速道路の料金所も何回か通った

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瓦や煉瓦を焼いている工場が多くある街を通った

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昼食のレストランに立ち寄った

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昼食もビュッフェスタイル 旅程表にはスリランカ料理とあった

昼食後さらに進むと学校の下校時間に差し掛かった。登下校時間は小学校も中学も高校も同じ時間で、通学手段はスクールバスか家族が車で送り迎えをするとのこと。これは治安上から来ることのようである。

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登下校時、学校の前には大勢の生徒が出て迎えを待っている

世界遺産の聖地アヌラーダブラはスリランカ最古の都があった所。紀元前3世紀にはここに入ってきた仏教文明がこの地を経てミャンマーからタイやカンボジアへと伝わって行ったらしい。さらに釈迦が悟りを開いたとされる菩提樹の樹齢2200年を超える分け木が今も残っているとされている。そのスリー・マハー菩提樹には次の記事で行くとし、まず行ったのはイスルムニア精舎。東京の浅草寺の援助で本堂の仏像が色鮮やかに塗り替えられた。

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イスルムニア精舎

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境内案内図

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寺の裏から岩の上に登ることができる

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本堂の中で横たわる涅槃像 色鮮やかな袈裟は浅草寺の援助で塗り替えられた

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涅槃像の頭の先にある仏像

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岩山の上からの眺め

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博物館に収められている「恋人の像」

=つづく=