紅葉の京都散策・4 (2013.12.3)
2日目はインターネットの紅葉情報から上賀茂神社や大徳寺、北野天満宮などの洛北の散策を考えた。
宿泊先のグランドプリンスホテル京都から上賀茂神社までは直線で2km。多少道が曲がりくねっていても1時間も歩けば着けるだろうと歩いて行くことに。ホテルを出て宝が池のほとりを回り、あとは太陽の方向を頼りに西に向かって歩く。こういった時に京都の街は碁盤の目のように東西南北の道が直交していて判り易い。まあ概ね最短距離と思われる道を歩き、途中北大路魯山人生誕の地や小川沿いの伝統的建造物保存区域などを通って、1時間ほどで上賀茂神社へと着いた。
宿泊先のグランドプリンスホテル京都から上賀茂神社までは直線で2km。多少道が曲がりくねっていても1時間も歩けば着けるだろうと歩いて行くことに。ホテルを出て宝が池のほとりを回り、あとは太陽の方向を頼りに西に向かって歩く。こういった時に京都の街は碁盤の目のように東西南北の道が直交していて判り易い。まあ概ね最短距離と思われる道を歩き、途中北大路魯山人生誕の地や小川沿いの伝統的建造物保存区域などを通って、1時間ほどで上賀茂神社へと着いた。
宝が池と京都国際会議場
上賀茂伝統的建造物群保存区域に指定されている一角
上賀茂神社の一の鳥居の前は京都産業大学のスクールバスの発着所になっていて、上賀茂神社の一角に学生たちの自転車置き場があってここからキャンパスまでバスに乗り換える学生たちが列をなして待っていた。
ちょうどそのバスが入ってくる合間を縫って上賀茂神社の一ノ鳥居から境内に入り、二ノ鳥居に。一番写真映えする楼門とその前の朱塗りの橋の所では、着飾った新婚さんの記念撮影が行われていて、それが終わって関係者が引き揚げるのを待って、ようやく近付いて写真を撮ることができるようになった。
ちょうどそのバスが入ってくる合間を縫って上賀茂神社の一ノ鳥居から境内に入り、二ノ鳥居に。一番写真映えする楼門とその前の朱塗りの橋の所では、着飾った新婚さんの記念撮影が行われていて、それが終わって関係者が引き揚げるのを待って、ようやく近付いて写真を撮ることができるようになった。
細殿前に盛られた立砂
楼門
御手洗川越しに見る紅葉
見た目も鮮やかな紅葉
庁ノ舎にかかる紅葉
上賀茂神社を出てから次に予定している大徳寺までは直線的には2kmちょっとなのだが、迷わないように地図にある大通りを通ることに。賀茂川を渡って堀川通りを南に下り堀川北大路の交差点を右折して西方向に向かって歩いたら、やはり小一時間も掛かってしまった。
行くまでは一休さんゆかりの大徳寺は普通のお寺だと思っていたのだが、行ってみたら塀に囲まれた山内にいくつもの寺院がある一角の総本山であることに驚いた。
その庫裡の奥にある方丈の間に狩野探幽の襖絵があるというので拝観料を払って上がり、石庭に面した縁に座り案内人の説明を聞いた。その話の中で大徳寺に入ってすぐの樹齢350年の大きなイブキのある仏殿にお参りするだけで、この山内の全ての寺院にお参りしたことになると聞き、そこならば先ほど妻の上げた賽銭に便乗してお参りしてきたとほくそ笑んだ。探幽の襖絵は光にあたると色褪せてしまうということで閉め切りの部屋を一瞬開けて見せてくれたが、中が薄暗く目の悪い僕には良く分からなかった。それよりも庫裡の入口にあった幾つかの煤けた大きなかまどの方が感動的であった。
行くまでは一休さんゆかりの大徳寺は普通のお寺だと思っていたのだが、行ってみたら塀に囲まれた山内にいくつもの寺院がある一角の総本山であることに驚いた。
その庫裡の奥にある方丈の間に狩野探幽の襖絵があるというので拝観料を払って上がり、石庭に面した縁に座り案内人の説明を聞いた。その話の中で大徳寺に入ってすぐの樹齢350年の大きなイブキのある仏殿にお参りするだけで、この山内の全ての寺院にお参りしたことになると聞き、そこならば先ほど妻の上げた賽銭に便乗してお参りしてきたとほくそ笑んだ。探幽の襖絵は光にあたると色褪せてしまうということで閉め切りの部屋を一瞬開けて見せてくれたが、中が薄暗く目の悪い僕には良く分からなかった。それよりも庫裡の入口にあった幾つかの煤けた大きなかまどの方が感動的であった。
三門
正受院の紅葉
大徳寺を出たら12時を回っていたので蕎麦屋に入って昼食。京都といえば鰊蕎麦。新潟の田舎で身欠きにしんを良く食べていたが、蕎麦に入れるという文化は無かった。また今住んでいる静岡では身欠きにしんそのものもあまり目にする機会がない。30代の頃に一時関西に3か月ほど住んだことがあって、その時に鰊蕎麦を初めて目にして驚いたことを思い出した。
=つづく=