マレー半島縦断・2日目 (2013.9.21)

この日は島を渡り隣のマレーシアに入国する。当初シンガポールのウッドランドに行きマレー鉄道に乗って国境を渡ることを考えインターネットで調べていたのだが、マレー鉄道の日本語ページがあってもネット予約ページの操作性が悪くなかなか目的のページにアクセスできない。
さらにマラッカは鉄道駅からも遠く連絡も良くないとのガイドブックの記述などを見て、日本出発の前日にバスで行くことを決めてネット予約を掛けた。それによると乗車場所はゲイランドロードのシティプラザとあった。グーグルの地図検索を掛けて場所を特定したら、MRTのパヤレバーという駅から2ブロックほど行った所にあるらしい。いざとなったらホテルからタクシーで行けば良いと思い、前日空港からホテルに行くのにMRT(市街地では地下鉄なのだが郊外の部分は地上を走っている)に乗った時パヤレバーという駅を途中通過する際に目を凝らしていたら「CITY PLAZA」という大きな建物が見えた。これならば歩いて行ける距離と一安心。
当日はNS20(南北線の20番目)のノベナ駅から南北線東西線の連絡駅となっているシティホール駅で乗り換え、EW8のパヤレバー駅まで行き、そこから2ブロック南に歩いてシティプラザに着いた。ここでDELIMAというバス会社のチケットカウンターで自分の座席券を入手し、9時発のマラッカ行きのバスに乗ることができた。

イメージ 1
ホテルロイヤルの朝食は朝6時から

イメージ 2イメージ 3
ホテルをチェックアウト、こちらが本館      地下鉄のノベナ駅に向かった

イメージ 4イメージ 5
自動券売機でカードにパヤレバー駅までの料金を追加    ノベナ駅のホームへ

イメージ 6
2ブロック離れたパヤレバー駅からも見えるシティプラザ

イメージ 7
シティプラザの裏手にあるDELIMAのチケットカウンター

イメージ 8
乗車座席券 シートナンバーは36

イメージ 9
DELIMAの赤いバスでマラッカーに向け出発

バスはシティプラザを出るとシンガポールの島内を1時間弱走りウッドランズの出入国管理事務所の建物に到着。ここでバスを降りて出国検査の窓口でパスポートにスタンプを押してもらい、再びバスに乗り込みます。
国境の橋を渡るとそこはマレーシアのジョホールバルで、ここでバスを降りトランクルームに預けておいた荷物も全て持って、今度はマレーシアの入国・通関検査へと向かいます。荷物はX線検査を通します。ちょっと窓口が前の人で閉まって別の列に並び直したりして時間が掛かりましたが、無事入国できてバスへと戻りました。でもここには両替窓口もなく、どこでマレーシアリンギッドを手に入れたらいいんだろうなどと思っているにもかかわらず、バスは再び走り出します。
シンガポールを出てから4時間、13時にマラッカのバスターミナルに着くまでトイレ休憩もありませんでした。

イメージ 10
ウッドランズの出国検査を終えシンガポールを後にした

イメージ 11
国境に架かる橋の上を通った

イメージ 12
ジョホールバルの入国検査を終え、ここから市内へと向かう人たちもいます

イメージ 13
さらに2時間以上バスに乗りマラッカバスターミナルに到着

バスを降りて先ずは小用を足しにトイレへ直行。ここで威力を発揮したのは前回2005年のペナン出張時に残った1リンギッド札。トイレもタダでは入れない、トイレの入口にいるオバさんにRM0.3を渡してOK!
その後両替をしようとバスターミナルの中で銀行を探すがここでも窓口が見つからない。仕方ないのでATMでとりあえず200RM(約6000円)を引き出す。その金を持ってターミナル内のお店で昼食を摂る。
さらにインターネット予約している明日のクアラルンプール行きのバスカウンターを探してみたが、見つからないのでタクシー乗り場へ。取りまとめのような人がいて15RMでホテルまで行くことが決定しタクシーを紹介される。ところが乗ったタクシーが僕にとっては最悪。ヘビースモーカーなのかタクシーの中はタバコ臭いし、乗ってすぐにまずはガソリンスタンドで給油。おいおい客を乗っけてから給油かよ!まるでマダガスカルのタクシーみたいだぜ(前にマダガスカルに行った時、タクシー代の前金で先ずガソリンを入れに行った)と突っ込みたくなる。まあともかくこの日のマラッカのホテルに無事到着。

イメージ 14イメージ 15
バスターミナルで入ったお店    店先のサンプルにはもっとエビが写っていたのだが

イメージ 16イメージ 17
乗ったタクシーはタバコ臭く     おまけにお客を乗っけてから給油に行った

イメージ 18
マラッカの宿泊はホールマークイン

部屋に荷物を置き観光案内書とホテルの地図を手にマラッカの市内へと出てみた。ホテルの地図では直線で描いてある道路も結構曲がりくねっている。おかげで何回も行く方向を逆方向に行ったり迷ったりしてしまった。
かつてオランダやイギリスの植民地だった頃、貿易風航路の要所は世界遺産としても登録されている。そのせいか観光客も非常に多かったが、日本人を見かけることは無かった。

イメージ 19
マラッカ川の両岸にはレストランが立ち並び、遊覧船も行きかう


イメージ 21
時計塔

イメージ 22
ムラカ・キリスト教教会

イメージ 23
小高い丘に上ると港が見える

イメージ 24
丘の上に建つセント・ポール教会

イメージ 25
独立宣言記念館

日中は道に迷いながら長い距離を歩き疲れたが、夜になればお腹がすくわけで、再び夜の町へ。そしてまた迷いながらホテルにようやくたどり着いた。

イメージ 26
夜のセント・フランシスコ・ザビエル教会

イメージ 27
チャイナタウンの入口は野外コンサートで大変なにぎわい

イメージ 28
路上には屋台も多く出現

イメージ 29
後で調べてチャイナタウンにいたことが判ったのだが、入ったのはイタリアン

イメージ 30
夕食のピザはサイズが大きくて持て余した。

=つづく=