[23日目] 10:本庄~9:深谷~8:熊谷 (2012.10.10)③

滝岡橋を渡る時に前方をご夫妻が歩いているのが見えた。ちょうど17号線に出た時に追いついたので、中山道を歩いて来られたのかと訊ねたら、地元の方で毎日この辺りを歩いておられるのだということだった。
国道17号線を渡ると百庚申塚や豊見坂を通る旧街道の案内板が出ていたのでその通り迂回した。そこを出て国道から直進して来る道と交差した角に先ほどの道案内板に書かれていた「まるや」という雑貨屋があり、そこのご主人に休憩していかないかと声を掛けられた。縁台に腰を掛けると娘さんがお茶をとカメラを手に出てこられ、中山道を歩かれている方々の写真を撮ってブログに載せているのだとか。店内にはその人たちの写真が何枚も飾られていて、僕も縁台に腰掛けて一枚撮っていただいた。中山道を歩く人の中には色々な経歴の方々がおられるようで、ご主人からそんな話を伺うことができた。

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滝岡橋を渡り深谷市に入ったら国道17号線深谷バイパスを渡る

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道案内に従って右に進む                     百庚申塚へ向かう旧街道を通る

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岡の坂下には元々庚申塚があったが万延元年(1860年)桜田門の変などの後百庚申塚が整備された

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八坂神社前の百庚申塚の隣に昭和63年に再現された六地蔵、その左は古墳供養塔

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豊見坂を上り村社寅稲荷神社碑の所を左折する

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先ほどの道案内にあった「まるや」の前に出て来る

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馬頭観音中山道古道についての説明碑

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「ふれあいの店 まるや」の店先で休憩(10:25)

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店内にはこの店に立ち寄った人たちの写真が飾られている

岡部というと東海道には同じ字で岡部宿というのがあるのだが、中山道の岡部は本庄宿から深谷宿への通過点である。道はほぼ平坦で歩きやすい。

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歴史を感じさせる「組防消部岡・部一第」と右から読む時代の消防小屋

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郷社島護産泰神社

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深谷バイパスでない方の)国道17号線に合流

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道路沿いにある寶登山神社

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馬頭観音や二十三夜塔などの石仏群が並ぶ路地奥に曹洞宗普済寺がある

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武州榛沢郡岡部などと彫られた石碑                        曹洞宗普済寺

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日本橋まであと80kmの国道17号線の標識 熊谷までは14km(11:15)

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宿根総鎮守・滝宮神社

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宿根交差点から深谷宿へと向かう 国道17号線は左へと逸れて行く

~ つづく ~