[中山道番外]長野県佐久市(望月宿・八幡宿・塩名田宿)

中山道岩村田宿がある佐久市は2005年4月に、中山道の望月宿がある望月町や八幡宿と塩名田宿がある浅科村他を併合して新しい佐久市となった。
平安時代にこの地を治めていた豪族は、毎年8月に京都で行われる宮中行事の「駒牽(うまひき)」の儀式に信濃の国の馬を貢いでいたが、貞観7年(865年)から8月15日の中秋の名月の日に行なわれることになったのを契機に「望月(満月のこと)の駒」と呼ばれるようになった。そのことから名馬の産地の地名が望月となり、そこを治める豪族は望月氏(もちづきうじ)と呼ばれるようになったという。古くから名馬の産地であった。
そんな旧望月町の町の木はサカキ、町の花はツツジであった。

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中央に「望月の駒」、周りにサカキとツツジを配した旧望月町の汚水マンホールの蓋

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上のものと同じデザインの汚水マスの蓋

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集合部の二重蓋

一方、浅科村浅間山蓼科山の間に位置していることから、それぞれ一文字ずつ取って浅科という名前が付いたという。

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浅間山千曲川浅科村の「ア」というカタカナが入ったマンホールの蓋

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上のものと同じデザインの汚水マスの蓋

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集合部の二重蓋