3日目(7月20日) ヨーロッパからアジアへダーダネルス海峡をフェリーで渡る

昼食の際に停めた駐車場でひと波乱。緑タグ班のバスの運転手がバックし過ぎて後部の窓ガラスが目茶苦茶に。まだイスタンブールから数百キロの地点だったので、代わりのバスを呼び寄せ乗り換えることになったようだ。
駐車場からレストランに向かうのに川を渡る。橋の上の車道には馬糞がごろごろと転がっている。中にはまだ匂いを放っているものも。。。 歩道は狭くても一段高くなっているのでまだ救われる。

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馬糞が転がっている橋を渡ってレストランへ           小川のせせらぎは涼しそう

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昼食のレストランCINAR ET&BALIK         団体なので順番に空いている席に座ります

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昼食は豆のスープに焼き鳥&バターライス、それに定番のシロップ漬けのケーキが超甘い!

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緑タグ班のバスは駐車場でバックし過ぎて無残な姿に! 別のバスを呼んで乗り換えたそうです

昼食の後は、ダーダネルス海峡を渡るフェリー乗り場へ向かって225kmの移動です。昼食後で時差ボケとくれば眠くなるものですが、同じA組の秋田のお父さんと船橋のお父さんのトークに引き込まれ眠気も忘れてしまいました。一番興味深かったのは向日葵の花の向きについて。子供の頃から当然向日葵はお日様に向かって花を咲かせていると教え込まれ、確認もしないで60年も生きてきました。船橋のお父さんが窓の外を見ながら言うには、この辺りの向日葵は太陽を背にして咲いているのだとか、向日葵もあまりの暑さに太陽を背にして身を守っているのではということであった。サービスエリアに停まった時に裏の畑の向日葵で確認したところ、確かに太陽を背にして花はうなだれていました。子供の頃から常識と教え込まれてきたことを、確認すらしないで信じ込んできた人生を反省させられました。

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高速道路の両側に向日葵畑が広がります           車窓から牛牧場も見かけました

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高速道路のサービスエリアTROIAの文字が。。。      魚の背中に乗ったビーナス像

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サービスエリア裏の畑で向日葵が太陽に背を向けていることを確認

そうこうするうちにフェリー乗り場に到着し、バスに乗ったままフェリーに乗り込みます。バスから降りてデッキの一番前に行って出航を待っていると、最後の一台の乗用車を大型のトラックなどの狭間の部分に横に停めようとして四苦八苦しているのが見えました。10分近くもかかって何とか詰め込まれ出航したのですが、こちらの方が船首側となるため船底と車止めの扉の隙間から海水が容赦なくバシャバシャと車に掛かってかわいそうな状態でした。その車の持ち主は車から離れようとしていたのですが、連れていた犬がその波しぶきを気にいったのか車の裏側から出てきませんでした。そんな光景を眺めている内にあっという間にアジア側のチャナッカレに到着です。

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バスに乗ったままフェリーに乗り込みます   バスはフェリーの最先端(実は最後尾)に停車

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ヨーロッパ側のゲリボルを離れ対岸のアジア側チャナッカレへと向かう

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最後に10分近くかかって詰め込んだ車に容赦なく海水が掛かる 裏側にそれを楽しむ犬がいる

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狭いダーダネルス海峡を大きな船も行きかう

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アジア大陸がどんどん近付いてくる…再掲

アジア大陸に上陸後チャナッカレの海岸部を通って、右手のダーダネルス海峡越しにヨーロッパ側を見ながら、この日の宿泊場所のコリンホテルに到着しました。

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この日の宿泊はチャナッカレのコリンホテル    この日はキングサイズベッドの部屋でした

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窓の外にはダーダネルス海峡越しにヨーロッパ側の土地がすごく近く見えます

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夕食はホテルでのビュッフェスタイル 左下の皿に取ったのは「トルコのイカ飯」?

~つづく~