[18日目] 28:和田~27:長久保~26:芦田~25:望月~24:八幡~23:塩名田~22:岩村田 (2012.6.28)④

中山道に限らず、旧街道は人もしくは馬、駕籠、輿などが通る幅であったため、明治以降車が通れるよう拡幅されたり、旧斜面であれば迂回してなだらかにしたりして、何度か拡充と迂回を繰り返し、どんどん旧街道から離れ人の流れもそちらの方へと移っていった。
現在、車で笠取峠を越えて行くには国道142号線を通る。その前に使われていた道は松尾神社付近から峠近くまで旧国道として残っているがほとんど車は通っていない。さらに中山道を歩く人には原道というものが残され、ある程度整備されている。しかし場所によっては草で覆われ、見失ってしまうこともある。
松尾峠からは原道→旧国道→現国道を出たり入ったりしながら登って行く。反面、峠を過ぎて芦田宿へ降りる側は松並木まで現在の国道の広い歩道を歩いて行くだけなので楽である。とはいえ前日の和田峠の登り降り、この日の和田宿から笠取峠までの10数kmで、足の裏にマメができてしまったようである。

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松尾神社の本殿横から旧国道へ上がる石段(10:30)         旧国道側には道標がある

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中山道の道標に従って直進する       笠取峠原道の標識に従って草が生い茂る道を登る

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旧国道からいったん国道142号線に出る          次の分岐でまた旧国道側を行く

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中山道笠取峠原道の道標に従って林の中へと入って行く

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林の中で椎茸の栽培をしている所を通ったがその先で道を見失う

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それでも薮を抜け旧国道へと出て来る

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再度、現在の国道142号線に出る

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道路壁面の「浅間山見所 中山道 あし田宿より長久保宿の間 笠取峠御立場」のタイル絵

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笠取峠立場図版木の説明板

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峠付近の中山道燈籠                    笠取峠と彫られた石碑(11:05)

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峠の茶屋 国道142号線 清里まで65km 佐久まで24km の道路標識が下がる

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峠から右側の広い歩道を下って行くと途中に、←一里塚の標識あり     一里塚碑(11:15)

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なおも下って行くと国道から分岐して右方向に松並木が見えて来る

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笠取峠松並木へと入って行く

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長野県天然記念物「笠取峠の松並木」の説明板(11:35)

~ つづく ~