6日目(5月19日)朝食、ミハスからコルドバに移動、メスキータ

6日目の朝は、6時モーニングコール。7時半にバッゲージを部屋の前に出して、朝食。8時10分の出発というスケジュール。モーニングコールから朝食まで時間があったので、昨日見たミハスの白壁の家々に朝陽のあたる写真を撮りたくなり、ミハスの街の反対側にある闘牛場の先まで出掛けた。しかしサマータイムを採用していることで日の出の時間は遅く、朝食時間にぎりぎり戻れる7時15分まで待ったが山際は輝き始めたものの陽が昇りそうもなくホテルに戻った。ホテルに着いた時は荷物を出す時間まで2分ほど前だったのだが、すでに荷物は改修されまさにホテルのトラックに積み込んでいる最中であった。部屋の戻り準備してあったバッゲージを自分で運んで事なきを得た。

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朝陽のあたる白い壁の家々を写したいという意図で出掛けたのだが。。。

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日の出となる前にホテルに帰らなければならなかった

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朝食はホテルで。。。

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ホテルからバス駐車場まで歩く時にはもう朝陽が白い壁に当たっていた

ミハスを離れ地中海の海岸線を少し東側に戻り、そこからコルドバに向かって北上した。地中海はこれで見納めである。移動距離は180kmほど。その間ずっとオリーブ畑が続いていた。道中はずっと青い空が広がっていたが、コルドバに近付くにつれて雲が広がってきて、ローマ橋のたもとでバスを降りる時には雨がしとしと降っていた。
コルドバでの観光の目玉は何と言ってもメスキータ。メスキータとはイスラム教のモスクのこと。コルドバイスラム教徒が占拠していた時代の首都で、ここに大規模な礼拝所として建設された。時代が変わってキリスト教徒がイスラム教徒をスペインから追い出したあと、元々イスラム教のモスクだった建物を改築し、さらにどんどん増築していった。そういった歴史の上でイスラムとヨーロッパの美が見事なまでに融合した空間が広がっていた。

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コルドバへの移動の間、道の両脇にはオリーブ畑が続いていた

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雨の中、ローマ橋を渡りコルドバのメスキータに向かう…再掲

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聖堂内はイスラム統治時の様式が多く残る…再掲

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メスキータの聖堂内

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あとから柱の修復に使われた大理石は光を通さない性質だとの説明

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ミフラブというイスラム教徒が祈りをささげた聖地メッカの方向の馬蹄型アーチ

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マクスラと呼ばれる高窓から光が差し込むドーム

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キリスト教の祭壇                         18~19世紀の聖書

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パイプオルガンのデザインも美しい

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上のものと向かい合わせとなっている部分

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中央礼拝堂                    オレンジの中庭に建つアルミナールの塔

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花の小道越しに塔を見ることができる…再掲

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ローマ橋のたもとにあるサン・ラファエルの勝利塔          橋の中間にある天使像

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橋を渡りメスキータを振り返る

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コルドバを離れ、ずっと続いているオリーブ畑の中を次の目的地カルモナに向かう