[16日目] 30:塩尻~29:下諏訪 (2011.10.28)①

前の日に平出という所で道を間違えたのだが、夜になってガイドブックを見ていて「一対完全に残っている平出の一里塚」の文字に、今まで東海道中山道の半分を歩いて来てそのほとんどが碑のみしかないような一里塚の中で、「完全な一対」を見逃したことが重大な失敗と悔まれてならなかった。
この日は塩尻宿から下諏訪宿までの約20kmを歩いて、その先は和田峠という中山道で一番高い1500m地点を通ったり軽井沢のあたりまで公共交通機関が不自由なこともあり、今回の行程は下諏訪で終わりにして掛川まで戻ることにしていた。そのため時間的な余裕は十分にある。
ただ、塩尻駅から洗馬(せば)駅まで電車で行って洗馬宿から歩き始めて前日間違った区間を歩き直すか、それとも単に平出の一里塚だけを見に行くかについてはすごく悩んだ。結局ホテルから近い大門神社からJR中央東線のガードをくぐり平出一里塚までの片道約1kmを往復することにした。

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7時に和朝食             ビジネスホテル「あさひ館」を出発(7:40)

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平出一里塚までの1kmちょっとを往復することにした

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平出の一里塚、江戸に向かって右(南)側(8:00)

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平出一里塚は江戸から59番目の一里塚

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江戸に向かって左(北)側の一里塚は民家の裏手にある

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平出の一里塚から引き返して再び塩尻宿へと向かう

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中山道の左手には昭和電工の工場の塀が700m以上も続く

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工場の敷地の東端

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JR中央東線のガードをくぐる

JRのガードからは前日も歩いた道。下大門交差点で国道153号線に入り本陣跡まで行って、再スタートを切った。

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大門神社を通過

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塩尻橋を渡り右に折れ旧街道を行くと、奥は道幅がわずか1mになっている

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重要文化財・堀内家住宅

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前の日は下校の児童で気付かなかった塩尻東小学校校門脇の「是より東中山道塩尻宿」の石碑

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中山道塩尻宿本陣跡(8:45)

~ つづく ~