越中おわら風の盆と富山観光 2日目(9月2日)
僕はこれまでに47都道府県の内、茨城・富山・愛媛・宮崎の4県を観光などの目的地として行ったことがない(さらに宿泊をしたことがないということになると青森県と佐賀県も加わってしまうのだが)。茨城は常磐線で通過しただけ、愛媛は観光バスで高速道でかすめただけ、宮崎は霧島温泉に行った時にえびの市に数100m足を踏み入れただけである。富山県に至っては生まれ故郷の新潟県のお隣でなおかつ妹が砺波という所に4年も住んでいたにもかかわらず石川県の能登や金沢に行く際に通ったことはあるが足跡を残していなかった。今回は「おわら風の盆」のツアーに参加して初めて富山県に足跡を残した。
前日風の盆から宿に帰るのが深夜になるからと、2日目の行程は8時朝食で9時半出発とのんびり出来る計画となっていた。
前日風の盆から宿に帰るのが深夜になるからと、2日目の行程は8時朝食で9時半出発とのんびり出来る計画となっていた。
湯神子温泉の女将さん手作りの天井を見上げている愛らしい人形
女将さん手作りの人形は館内のあちらこちらに飾られている
湯神子温泉の正面玄関
宿を出て立山ICから北陸道で富山市に行き、先ず立ち寄ったのが富山の薬屋の中でも老舗の池田屋安兵衛という店。店内の展示物では昔懐かしい柳行李を目にし、昭和30年代に実家に来ていた薬屋さんから紙風船やカレンダーを貰ったことが懐かしく思い出された。
番頭さんによる丸薬の製造方法の説明 昔からの懐かしい薬の袋が並んでいる
次に行ったのが海鮮市場でのショッピング。大振りのぼたん海老を買い求め凍らせたペットボトルと共に保冷バッグに入れてくれた。他にも富山特有の蒲鉾や日本海の海産物をいくつか購入。昼食前の時間調整で予定よりも10分長くいたため大散財。
中に入り海産物ショッピング
大振りのぼたん海老を買い求めた
昼食は全国の駅弁の中でも知名度抜群のます寿司の源にて。館内には「ますのすしのミュージアム」もあってます寿司の作り方や、全国の駅弁パッケージの展示などを行っていた。昼食には弁当とうどんのセットメニューが出たが、弁当の中に入っているます寿司はたったの一切れと物足りない。この物足りなさで店内のお土産用のます寿司やぶり寿司などの弁当を購買意欲が増すことに。富山の家庭常備薬商法のように商売上手な土地柄なのかも知れない。
昼食はうどんと弁当 弁当の中味、ます寿司は一切れだけ
同じく国宝の仏殿
帰路は台風の影響で岐阜県へのトンネルを抜けたと共に強風と豪雨にさらされることになったが、幸い台風が予想よりも西寄りの進路を取って四国の方に行ってくれたため浜松からは風はあるものの小雨程度の降りのうちに帰宅することが出来た。