[9日目] 48:細久手~47:大湫~46:大井 (2011.7.15)⑧
思いがけず自動販売機で冷たい水を補給でき自然と足取りも軽くなった所でみだれ坂に差し掛かる。みだれ坂の説明板に旅人の息も女人の裾も乱れるほどの急坂であったと由来が書いてあった。
石州さまの道標を左手に見て進む
みだれ坂とみだれ橋の説明 旅人の息も女人の裾も乱れるほどの急坂であった
みだれ坂の途中に首なし地蔵がある。昔ここを通りかかった二人連れの中間が路肩で居眠りをして目覚める、一方が首を切られて死んでいた。残された方は犯人を捜したが見つからなかったので、腹いせに傍らの地蔵が監視をしていなかったせいにしその首をはねたとある。その後で村人たちが新たに首を付け修復しようとしたが二度と首が付くことはなかったとある。
首なし地蔵
首なし地蔵の由来 左の長身の地蔵の首が切り落とされた
首なし地蔵は、街道から右手の高台に上った所にある
皇女和宮様のご下向時には、みだれ坂を上り切り眺望の良い祝峠に漆塗りの御殿を建て休憩したとある。
姫御殿は右手の高台にある 姫御殿跡の碑と由来書き
槙ヶ根の下街道との追分 下街道の解説
祝峠から少し下って平地に出た所が槙ヶ根の立場であった
槙ヶ根立場の説明板
~ つづく ~