[9日目] 48:細久手~47:大湫~46:大井 (2011.7.15)⑥

大湫宿から大井宿にかけての十三峠は長く険しい山道であるため、荷役人足や馬の引き継ぎ地である炭焼立場や深萱立場などの立場かあった。深萱立場大湫宿から5km、大井宿からは8.7kmの位置関係にあり、JR中央線武並駅には2kmと御嵩あるいは細久手から大井間を一日で歩けない時に利用する人もいるという。
深萱立場でちょうどお昼になり、大黒屋で作ってもらったおにぎりを食べることにした。夏の暑い時期、梅干しや赤紫蘇は防腐殺菌作用が高いのでおにぎりの具剤としては最適なのだが、僕自身が最も苦手とする食べ物である。とはいっても他に手はなく塩気の強いおにぎりをありがたく頂いた。
飲料の方も昼食で緑茶も水も底を付き、休憩所のトイレの洗面台でタオルを濡らして体を拭うとともに、空いたペットボトルに水を汲み取った。休憩所自体が新しく清潔なトイレではあるがそう多くの利用者がいるわけではなく本管からトイレまでの分岐管は数日間の溜まり水であろうが、背に腹は代えられないのでやむを得ない。

イメージ 1
灰くべ餅の出茶屋跡の杭を右手に見て進む

イメージ 2
観音坂の霊場巡拝碑の杭を左手に見て進む

イメージ 3
観音坂と馬頭様の説明板

イメージ 4イメージ 5
大久後観音坂の道標

イメージ 6イメージ 7
大久後の向茶屋跡の杭            中山道の石碑を過ぎて再び山道へと入って行く

イメージ 8イメージ 9
瑞浪市から恵那市に入った                       中山道の説明板

イメージ 10イメージ 11
三城峠の杭を過ぎ下り坂になる   石畳の旧街道は車道を超えて深萱の立場へと下って行く

イメージ 12イメージ 13
馬茶屋跡の道標目指し降りて行く                   中山道西坂の石碑

イメージ 14
深萱立場の休憩所まではあと少し

イメージ 15
深萱立場の説明板

イメージ 16イメージ 17
山形屋の石碑                           東海自然歩道案内板

イメージ 18イメージ 19
深萱立場の休憩所で昼食休憩とする(12:10)  大黒屋で作ってもらった赤紫蘇入りのおにぎり

~ つづく ~