兄妹会の旅行・石和温泉一泊

僕は新潟生まれで4人兄妹。現在、兄は小田原、僕は静岡県掛川市、上の妹だけが新潟県に残り、下の妹は千葉県とバラバラに住んでいる。
母の生前は妹たちも里帰りということで僕の家に時々来ていたけれど、母亡き後は冠婚葬祭でもなければ滅多に顔を合わせることがなくなった。前に全員が顔をそろえたのは4年前の母の17回忌であった。
ところがここへきて僕が退職した後、新潟の妹の亭主も早期退職をし、千葉の妹のところも3人の子供の末っ子がこの春大学を出て就職したことで子離れし、それぞれに自由に動けるようになったことで、たまには旅行でもしようということになった。ただ今回は独身で車を持たない長兄には声を掛けなかった。
今回は3者の三角形の中にある山梨県に行くことになり、上の妹が石和温泉にある「ホテル花いさわ」を予約した。

7月28日は昇仙峡にある影絵の森美術館の駐車場に正午集合ということだったので、掛川から4時間と見込み午前8時に家を出た。僕自身は順調に走って11時54分に到着したのだが、千葉の妹夫婦は昇仙峡に朝の内に着いていて下の駐車場から2時間かけて仙娥滝までウォーキングし、さらに新潟を朝5時に出て来た上の妹夫婦と10時過ぎに影絵の森美術館で合流した後ロープウェイで山頂まで行ったという。そして駐車場に12時半頃戻って来てようやく参加メンバーが全員揃った。
その後影絵の森美術館に入り、藤城清治の影絵や山下清竹久夢二らの作品や日本各地のハローキティグッズの展示などを鑑賞し、入場券と一緒に渡されたレストラン10%引きの券につられ昼食を摂った。

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昇仙峡・仙娥滝

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影絵の森美術館                        昼食に食べたほうとう

「ホテル花いさわ」のチェックインは14時以降ということだったので、昼食後はどこにも行かずにホテルに向かった。
ホテルで部屋に入った後、ホテル近くのモンデ酒造というワイン工場に行き工場見学とワインの試飲。大型バスが何台も来ていて木曜日にもかかわらず大盛況であった。僕もアルコールに弱いのにもかかわらずほとんどの種類を試飲し、一口ずつ舐めただけでも完全に顔が赤い状態になった。

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今回泊った「ホテル花いさわ」                 モンデ酒造のワイン工場

ホテルに戻ったあとは夕食開始の18時まで、風呂に入ったり足裏マッサージをしてもらったりと思い思いに過ごした。
18時からの夕食はいつもながら盛りだくさんで食べきれないほど。下の妹の亭主は僕よりも飲めないのに上の妹の亭主に勧められ昼間からビールを飲まされたこともあって夕食もそこそこに部屋に戻ってダウン。

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夕食の(エビス)生ビール                     夕食は盛りだくさん

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山梨産ポークしゃぶしゃぶ                    山梨産ポークステーキ

毎日夕食後20時からはホテルのロビーで中国雑技団のショーがある。その少し前には温泉街でこれまた毎日花火大会も開催されている。花火の方はわざわざ出掛けるほどではないのでホテルの窓から観賞。それでも相当の本数が上がった。
中国雑技団の方は3名の女性が入れ替わり立ち替わりアクロバティックなショーを展開しなかなか見応えがあった。

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中国雑技団1.皿回し                    中国雑技団2.フラフープ

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中国雑技団3.テーブル回し                中国雑技団4.アクロバット

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中国雑技団5.火の舞

明けて29日(金)は朝7時からバイキングで朝食。前夜ダウンしていた下の妹の亭主も前日分を取り戻すような量を取っていた。
近くに「信玄餅」で有名な桔梗屋のアウトレットがあるというので8時半過ぎにホテルを出てそこに向かう。しかし既にもう駐車場は大型バスなどでいっぱい。裏の臨時駐車場に回される。アウトレットり中でもお菓子袋詰め放題の方はもう既に本日分の整理券が完売。
キズものや賞味期限間近の社員特価販売1/2のほうも押すな押すなの人。安いからと思わず普段買わないものまで土産代りになるからと目いっぱい買いこんでしまう。人間ってなんて単純で浅ましいものか?

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桔梗屋のアウトレット「社員特価販売1/2」

今年の旅行はここまで、それぞれ思い思いに帰路につく。家に着いてTVを見たら新潟県は集中豪雨で三条市の全戸に避難勧告が出ている。三条市からさほど離れていない妹の心配をしてみたが、夕方メールが入り妹の所は全然問題なしとのことでホッとした。また千葉の妹の方は山梨県でさらに2~3か所回って、夜になった帰宅したとのことだった。