雇用保険給付失業認定・最終回 5月26日(木)

今日は定年退職者の雇用保険失業給付の支給限度150日を過ぎたため最後の失業認定にハローワークに行って来た。
最終回とはいえ前回まで同様、所定期日分の失業手当を受給するには、前回からの4週間で求職活動を2回以上行なって働きたいという意思を持っていることを認めてもらう必要がある。
とはいえなかなか60歳を過ぎた人間に対して有効な求人は少なく、職務内容・勤務場所・勤務時間帯などで結局自分の意にかなう求人情報を見つけることはできなかった。
今日ハローワークにいってびっくりしたのは失業認定に並んだ人の数の多さである。ハローワーク周辺は駐車場に入りきれない車の列があったし、失業認定の部屋にも先月までの3倍の人数がいた。僕が並んだ部屋は2回目以降の失業認定者向けだから、3月末から4月初めに失職した人たちの分が先月までよりも増えたことになる。仲間同士で来ている人も多く集団で雇用を打ち切られた人も少なくないようである。静岡県西部は自動車関係の企業もかなり多く震災の影響も少なからずあるようだ。
雇用保険の失業給付を受けなくても企業年金や厚生年金で収入面での不安の少ない僕みたいな人間が、今のように有効求人倍率が50%を切っている状態の時に求職活動することで、こういった人たちの雇用を妨げるようなことはしたくないという気にもなって来た。