東日本大震災・復興支援ボランティア・4月13日

今日は昨日と同じく6時前に起床し7時にはホテルを出た。岩沼市のボランティアセンターに到着したのは8:20過ぎ。今日は昨日よりも少し後ろになったが十分午前中の活動に参加できる位置。
午前中は一人暮らしのお母さん宅。お母さんはボランティアセンター近くの避難所に避難し、津波が引いた後に家の様子を見に行きとても一人で片付けはできないということでボランティアセンターに依頼をしてきて、ボランティアが入るのは今回が初めてだという。家に到着し玄関から覗くと水は引いたもののあらゆる物が泥だらけになって散乱し惨憺たる様相。
早速1階の居間の窓を外し、そこから家具類を外に運び出し始める。洋服ダンスや茶箪笥など無垢剤を使用しているしっかりした造りのものも多く重量もある。とにかく全部廃棄したいというお母さんの意向で、隣の畑だったらしき所にどんどん山に積んでいく。上に乗っている物がなくなったらカーペットを剥がして畳が見えたところで午前の作業時間が経過した。
ボランティアセンターに戻ったらすぐに続きの作業を依頼するようお母さんに伝えて午前の部が終わり、午後の部の順番取りのために並んでいる椅子に順番に腰をかけ昼食を摂る。昨日まで続いたカレーの差し入れがなくなってがっかりする人もいた。
午後からはすでに2回ほどボランティアが入っているお宅に派遣された。家の部屋数が多く3回目にもかかわらず、午前中の作業とほぼ同じくタンス類の運び出し、泥の掻き出しを行い、最後に畳の排出も行った。水と泥を吸った畳は非常に重く2人だけではかなりきつい作業であった。

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午前中に行ったお宅 玄関奥にはあらゆるものが泥だらけになって散乱していた

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午後から行ったお宅の庭には過去2回で運び出したものであふれかえっていた

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ご主人は100m以上先にある阿武隈川スーパー堤防まで走って命拾いをしたとのこと

活動を始めて3日目。各回ごとにメンバーの組み合わせは変わるのだが、かなり多くの人と顔なじみになって連帯感も高まってきた。

~ つづく ~